2025年には太陽光、風力がコスト的にも優位に?

2013 07 19 16 23 29th

アメリカが認めた太陽光発電、風力発電のコスト優位性

アメリカのエネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)が 発表したレポートによると、2025年までに風力や太陽光による エネルギーが地域によっては補助金なしでコスト競争力を 持ってくるようになるだろうとの事です。 やはりそうなりますよね。 今の太陽光発電の買取価格はkWhあたり37.8円。 地域によって差異はありますが10年で投資コストを 回収できると言われています。 施設を使用できるのが仮に30年と考え、 パワコンの故障がなければkWhあたり12.6円。 ガス火力発電が今のところ11円程度ですから けっこういい勝負になります。 しかもこれは現在の電力供給体制に合わせたもの。 東京のような大都市でも私が住んでいるような田舎でも 電力の大半はなるべく大きな規模の発電所で作られ、 各家庭や向上などに供給されています。 過疎地など人がまばらな地域に鉄塔や電柱を置き 遠くから運ばれてきた電力を大都市と同じ方法で 供給する事のコスト的な是非は、今の電気事業法の下では 検討されることが殆ど無かったでしょう。 特別高圧に連系するには1kmあたり1億円かかると言われています。 原発から送電するような大きな鉄塔の建設、維持管理のコストは それよりもずっと高いことでしょう。 やはり発送電分離が必要となってきますね。

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