50kW太陽光発電の未来と蓄電池 42円/kWhでは終わらない 2013年4月29日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る!PR作戦) ツイート 50kW太陽光発電所には今のところ影響はありませんが 以前にも書いたとおり、4月18日に北海道電力の館内で メガソーラーを設置に対し規制がかかり始めました。 これとほぼ同時に経済産業省は苫小牧東部地域(苫東)にある 北海道電力の変電所内に大型蓄電池を導入するとも発表しました。 容量は60,000kWh、費用は200億円です。 1kWhあたり33万円と高いのはただ蓄電するのみではなく 系統への影響を考慮して充放電時の電圧変動を平滑化する 仕組みを取り入れているからでしょう。 このトピック北海道電力の太陽光発電が供給過剰になっていて ある程度の抑制を書けなければならない反面、 需給がそれ以上に逼迫していて昼間に余るであろうエネルギーを 有効活用したい北電と経産省の意図が明確にでています。 原子力発電を有効に利用するために揚水発電を 導入していたのと同様の事を 北電と経産省が太陽光発電のために実行する・・・ 日本の新エネルギーの夜明けを感じます。 50kW太陽光発電所も42円/kWhの買取価格が 20年経って終わってしまったら何の役にもたたないように 考えられている方も少なくないようです。 しかし、エネルギーがどんどん足りなくなり、 インフレが進む未来において 今より買取価格が下がることはないでしょう。 逆に10年後には42円ではなく50円や100円で 買い取られる可能性も十分にあります。 その際にキーとなってくるのが蓄電池です。 もし将来、買取価格が上がったとしてもそれは 今のように無条件で同じ価格で買い取るのではなく 足りない時に足りないだけ高い価格で買ういわゆる 「ネガワット」制度の先をゆく仕組みになることでしょう。 紙幣は政府保証の紙切れ。価値は常に大きく変動します。 1kWhの電力が出来る仕事の量は永遠に変わりません。 信じるならどちらを信じるか。 今ならリスクは政府が持ってくれます。 悩む必要はありませんよね。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 太陽光発電事業者向けの減税措置打ち切りの内容 (写真はNHKニュースサイトよりキャプチャ) http://goo.gl/AqYovI NHKニュースによると太陽光発電事業者への 減税 記事を読む 太陽光発電ムラ 第6回しげる会&防草シート施工体験会 第6回しげる会&防草シート施工体験会を 11月22日にやります。 初の鹿児島開催から2日後に初の週2回開催。 私も当然参加します。 こ 記事を読む 50kW太陽光発電所の隆盛とコスト優位性を失った原子力発電所 フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)が、 フランス国内の現在5.4GWが導入されている 太陽光発電所を2020年までに15GWま 記事を読む 太陽光発電を推進する服装を検討中です 来年以降の太陽光発電の推進のための仕組みを構築する年末。 これからはもう少し注目をあびる事をしたいなと思っています。 ただネットで太陽光 記事を読む アテルイの里見学会&太陽光発電ムラ東北支部懇親会しげる会を開催しました 頑固職人&太陽光発電ムラオリジナル分譲”アテルイの里”の見学会と東北支部のしげる会を開催しました。 まずは見学会。私に会いたいから全国 記事を読む 福島洋上風力交流センターに行ってきました 太陽光発電が再生可能エネルギーの主役だと 日本では思われがちですが、再エネの主役は大抵が風力です。 ついでの用があったので前から気になっ 記事を読む 太陽光発電の低圧分割案件の定義について 太陽光発電ムラのムラびと相談所に低圧の分割案件についてのご質問いただきました。 https://goo.gl/mDcZH4 ”現在700 記事を読む 中国のPM2.5と健康被害 こちらは上海上空からの写真です。 視界が数百メートルしかありません。 中国には頻繁に来ているものの、このクラスは初めてかも。 そう言え 記事を読む 太陽光発電ムラのロゴを作りました&海外進出 太陽光発電ムラのロゴを作りました。 ロゴには意味をもたせたほうがいいという FPPVさんの意見を頂きつつ、 イメージだけ伝えてデザインはほ 記事を読む サラリーマンでも参加できる50kW太陽光発電所投資の持つ意味 50kW太陽光発電所の費用対効果が検証されるにつれて メディアから否定的な意見も見られるようになりました。 そのほとんどは低リスクなのにリ 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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