FIT買取価格値下げによる影響について 2013年2月18日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る!PR作戦) ツイート 本業も投資も太陽光発電所の申請準備で大忙しです。 やはり買取価格が下がるのは大きいですね。 噂では35円~37円(税抜)の間で落ち着きそうだと聞きますが どうなることやら。 たとえば35円となった時に損益分岐点が1年伸びてしまいますし 総収入が12.5%変われば利益率は2割、3割低下してしまいます。 では来年度に投資するとこの発電所投資の利益率が 3割落ちてしまうのか・・・と言えば違います。 今の太陽光のパネルは20~25年の80%出力保証が付いています。 20年後に2割出力が低下するといっても 最低でも初年度の8割の能力は維持してくれます。 また、地球規模で考えれば人口は増え続けますし 新興国の台頭やエネルギー受給がどんどん逼迫していく中、 20年後に買取価格制度がゼロになることは考えにくいでしょう 私は現在と同レベルの価格で買い取ってもらえると思っています。 大雑把に考えて2000万円の投資をすると 買取価格40円(税抜)で4000万円の収入がある50kW太陽光発電。 同じ価格でその後10年間で出力3割減で買取価格が維持されたとして 合計収入が5400万円です。30年で利率は170%です。 これが35円だったとすると20年で収入が3500万円。 30年だと5200万円。30年で利率は160%です。 次年度は施工費等がが安くなると言われていますから 投資対象としてまだまだ魅力的なのではないでしょうか。 もちろんリスクに目をつぶって世界中で原発がフル稼動したり 核融合が実現したりすれば20年で収入がほぼ無くなるかもしれません。 投資だけ考える人にとってはさほど魅力的ではなくなるのかもしれませんね。 もちろん私は次年度も設置を目指して頑張ります。 私にとって太陽光発電は単なる投資ではありません。 不安定な将来が予想される子どもたちの未来の為に ノアの箱舟の部品をかき集めるようなもの。 許される限りのリスクを受け入れ、前に進んでいく所存です。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 再生可能エネルギーの未来にために パブリックコメントをお願いします 昨日の記事でお伝えした電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令案等についてのパブリックコ 記事を読む 電気を売って貯めて使おう 創蓄連携の最先端施設を見に恒電社さんにいってきました 太陽光発電と蓄電池、さらに電気自動車を組み合わせた噂の展示場を持つ埼玉県伊奈町の恒電社さんにいってきました。 上越新幹線から見 記事を読む 太陽光発電の推進を阻害する法の改悪にははっきりと声をあげましょう 太陽光発電の主に増設を狙った法改正について意見募集が行われています。 内容は後半に記載しますが非常に酷い内容です。過去の買取価格のものの 記事を読む 再生可能エネルギー推進における太陽王子の下心 太陽光発電ムラなんていうのやっていると、 金の亡者と言われることがよくあります。 その程度の誤解ならまだ良いのですが、 逆に聖人君子のよ 記事を読む 天津の大爆発とグランドスクリューの納期 御存知の通り中国の天津で大爆発がありました。報道によると最初は小さな火事だったものの、水をかけてはいけない化学物質に水をかけたせいで大惨事 記事を読む 太陽光発電ムラ シンガポールツアーに行ってきました 先ほど太陽光発電ムラシンガポールツアーから帰国いたしました。 参加者は9名。設備認定締め切りが1月30日になったことにより多くの方がキャ 記事を読む 自給自足の村を作ろう 三角エコビレッジサイハテに行ってきました1 熊本の三角エコビレッジサイハテに行ってきました。集まった人たちが自ら開拓をしながら自給自足をしているというこのコミュニティに、太陽光発電ム 記事を読む 太陽光パネル変更が出来なくなった弊害 今日は東京から名古屋へ。複数の低圧太陽光発電所を計画しているSさんからご相談を受けました。 2年前から進めていた太陽光発電所の計画が、業 記事を読む 産油国の新エネ計画を見に行こう。アゼルバイジャンに行ってきます 今日から日曜までアゼルバイジャンに来ています。 アゼルバイジャンは原油産出量が世界第二位のバクー油田を抱えていますが、再生可能エネルギー 記事を読む 親子で楽しむソーラーランタン作り@磐田市を開催しました 太陽光発電の魅力を投資家向けだけではなく、一般の皆さんに お伝えしたいと思って企画したこの子供向けセミナー&体験会。 全面協力していただ 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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