家庭でできるエネルギーハーベスティング発見! 2013年3月18日 (カテゴリ: ●どうなる新エネルギーとスマートグリッド!) ツイート 昨日の記事でエネルギーハーベスティングについて書きましたが、私の親類に実践者がいました。私の叔母です。それも10年前から無意識に。考え方として面白い事例なので紹介させて頂きます。 ▼家具の配置を替えるだけでのエネルギーハーベスティング 叔母の寝室にある机を借りて仕事をしていて、ふと気づきました。 「暖房をつけたおぼえはないのに妙に暖かいなぁ」 叔母がエアコンかヒーターをがつけっぱなしにしていたのかと思い、部屋を見回してみましたがやはり何もついていません。しかし何か機械が動いている音がします。 暖かさの原因ははこの冷蔵庫でした。 結構な容量があるため、コンプレッサーからの発熱も大きくなっていたようです。冷蔵庫は基本的にはエアコンと一緒で熱を移動させて冷気を作っています。 エアコンでは暖房にすると室内に暖気が、室外機からは冷気が出て行きます。冷房だと逆になるため、ヒートアイランド現象の原因となりますね。冷蔵庫も基本的にエアコンの冷房と同じ。庫内を冷やし外を暖める効果があります。 つまり冷蔵庫がエアコンの暖房と同じ役割をしていたわけです。 皆さんも是非お試しください!と言いたいところですが、あまり寝室に大型冷蔵庫を持ってくる方はいませんね(^_^;) でも考えてみれば屋内で冷蔵庫を使いながら冷房を使うのって非常に馬鹿馬鹿しいですよね。家庭におけるエネルギー消費の3~4割は熱エネルギーです。家電ごとではなく、熱源(冷熱、温熱)ごとに供給源を分けたシステムが構築されるといいなぁ。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 太陽光発電受け入れ中段期間の見込みについて 今日は太陽光発電の勉強会で那須へ。太陽光発電業界も基本的にセミナーで学ぶ事は出尽くした感もありますが、やはり現場での情報交換が重要ですね。 記事を読む 世界最大の太陽光発電展示会 インターソーラー@ミュンヘンに行ってきました1 世界最大の太陽光発電展示会、 インターソーラーに行ってきました。 ドイツには1月に来たばかりですが、 日本の新エネルギーの未来を予測する 記事を読む 太陽光発電の導入量を左右する重要な存在 風力発電の講習に行ってきました 今日は新エネルギー財団さん主催の風力発電の講習に出席してきました。 電力自由化時代を迎えるにあたり、地方における存在量と参入障壁を考える 記事を読む ヴィルトポルツリート エネルギー自給率550%の村を見に行こう Wildpoldsriedに行ってきました3 エネルギー自給率550%の村を見に行こう Wildpoldsriedに行ってきました1 エネルギー自給率550%の村を見に行こう Wil 記事を読む 新エネルギーと東北復興 会津若松地域スマートコミュニティ導入促進事業 富士通、会津若松市、東北電力の3者が経産省から補助を受け 福島県会津若松地域で 「会津若松地域スマートコミュニティ導入促進事業」 の事業化 記事を読む ヴィルトポルツリート エネルギー自給率550%の村を見に行こう Wildpoldsriedに行ってきました1 いよいよエネルギー自給率550%の村、 Wildpoldsriedへ。出発はミュンヘン中央駅です。 2日間レンタカーを借りる予約をしてい 記事を読む 中小規模風力発電を始めたい方、土地情報をお持ちの方へ だいぶ時間がかかりましたが、中小規模の風力発電を申請する準備が出来ましたので、事業として開始したいと思います。 中小規模の風力発電(20 記事を読む インドにおける太陽光発電所の拡大とオフグリッド発電 インドの再生可能エネルギー省の発表によると 2013年3月までの太陽光発電導入量は 系統に連系されているもので約240MW。 連系されてい 記事を読む アメリカで再生可能エネルギーの価格が天然ガスを下回ったそうです (写真はThe New York Timesより http://goo.gl/1qf3O0) The New York Timesによると 記事を読む 世界最大の太陽光発電展示会 インターソーラー@ミュンヘンに行ってきました3 世界最大の太陽光発電展示会 インターソーラー@ミュンヘンに行ってきました1 世界最大の太陽光発電展示会 インターソーラー@ミュンヘンに行 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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