化合物系太陽光パネルの限界 2013年4月18日 (カテゴリ: ●太陽光パネルメーカー全調査!) ツイート 地表付近で一番、大量に存在している物質は何か。 このような質問をすると色々な答えが帰ってきます。 空気から考える方は窒素N、酸素O、 水から考える方は水素Hや酸素Oを想像しますね。 鉄Feと答えた方は惜しいですがそれは地球での総量です。 答えは酸素O。これは何となく想像がつきますよね。 2位はケイ素Si。太陽光パネルに使われているシリコンです。 その反面、今のところ化合物系の太陽光パネルは ある程度の量の希少元素を使うので いずれ供給が頭打ちになると言われています。 市場規模がさらに数倍になってからの話ですが。 話をシリコンに戻すと 地表にふんだんにあるシリコンから 太陽光発電パネルを作れば作る時に 使ったエネルギーを約2年で回収出来ます。 シリコンを含む原石である珪石、硅砂の近くで 太陽光発電をしながら太陽光パネルを生産したら ほぼ無限にエネルギーを生産することができますよね。 実際にそんな計画もあります。もちろん私も応援しています。 ここまで理想的なスキームではないものの 最近の太陽光パネルの山地は珪石の 産地であることが少なくありません。 中国に生産が集中するのは人件費の安さもありますが この辺りの事情も関係しているんですよね。 当然。中国国外からの技術は たくさん流入していますので 今では中国製だからといって技術が 不足しているとは限りません。 もちろん粗悪なメーカーも多々あるので 十分な注意が必要なのは確かなんですけどね。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 【訂正】50kW低圧太陽光発電の中国政府推奨パネルにレネソーラー社は入っています レネソーラー社は大丈夫でした。申し訳ありません。 昨日、50kW太陽光発電所に推奨できる太陽光パネル一覧に レネソーラー社が入っていな 記事を読む 台湾のパネルメーカーの実力はいかに WINAICOに行ってきました3 台湾のパネルメーカーの実力はいかに WINAICOに行ってきました1 https://solar-club.jp/member/avein 記事を読む ソーラーワールドの工場見学に行ってきました(2回目) インターソーラーの翌日は飛行機とバスでフライブルクへ。 またもやソーラーワールドの工場見学です。 2回目となるとある程度退屈なのかとおもい 記事を読む 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート2 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート1の続きです。 こちらはセルを検査後にモジュールにする機械です。 サンテライト 記事を読む 50kW太陽光発電所向けパネルを割りきって選ぶという選択肢  50kW太陽光発電所を作るにあたり、最初は信頼性を考えてソーラーフロンティア製のパネルを選びました。しかし、最近の価格動向をみてみると銀 記事を読む 太陽光パネルの最先端を見に行こう ソーラーワールド社に行って来ました2 太陽光パネルの最先端を見に行こう ソーラーワールド社に行って来ました1 の続きです。 成田空港から14時間のフライトでミュンヘン空港に 記事を読む ノルウェー生まれの技術の実力とは REC社工場見学にいってきました1 シャワーを浴びた後はすぐに工場見学へ。途中で太陽光発電ムラ東北支部長のGさん、そしてO社長および当ブログ共同投稿者のHiroさんも合 記事を読む 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート3 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート1 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート2 の続きです。 積層 記事を読む 中国製パネルの実力はいかに? 正信ソーラー社レポート1 以前、6回に分けて中国のパネルメーカー、 サンテライト社の訪問記をアップしましたが その際に正信ソーラー社にも行って来ました。 当日は 記事を読む 大手パネルメーカーの経営難 昨日から名古屋でセミナーを受けています。この3日間はひたすらセミナー受講。皆さん太陽光発電所を作るまではしっかりと勉強をするのですが、投資 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
コメントを残す