50kW太陽横行発電所と原子力発電所と年金問題 2013年5月6日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る!PR作戦) ツイート 50kW太陽光発電所のいいところは 個人でも参加が出来ることと当ブログでは 主張し続けています。 エネルギー政策については 「国民一人一人がみんなで考えましょうと」 などと言われがちですが 四六時中エネルギーのことを考えるほど みなさん暇ではありません。 結局はあまり考えずに投票して なんとなく響きのよさそうな方向へ 世の中は進んでいきます。 50kW太陽光発電投資をする人は 考えるだけでなく自らリスクを犯して 投資を行います。 ノーリスクで清き一票を投じる時とは 比べ物にならないくらいにエネルギーについて 真剣に調べることでしょう。 FITは制度上、太陽光発電投資家のリターンを 国民全体で支えることとなりますが 日本のエネルギーの将来のために リスクを負って投資をする人たちが 受益者となることは当然のこと。 やはりリスクを負う者と受益者とは 同じでなければなりません。 一方、原子力発電は年金と同様に リスクを負うものと受益者が異なります。 受益者はもちろん原発が運転されている頃に 電力をふんだんに使用出来る私達の世代です。 しかしリスクを負うのは私達の世代だけでは ありません。10万年にわたって核廃棄物を 私達の子孫が管理し続ける必要があります。 もちろんタダではありません。 構図的には現代のツケを未来に回す年金や 国際の問題に似ていますが、スケールが全く違います。 10万年分の核廃棄物の保管料だけ考えても 現代の各種発電と比較すれば劣っているのに 10万年の間の分のインフレ率を考えれば まず採算性など合わないことでしょう。 そして何よりそのコスト計算を行う側の人間が リスクをほとんど負わないことが問題です。 リスクは長年にわたって国民全体で負わせて 原子力発電に関わる一部の関係者たちだけが 現世で莫大な利益を受ける。 やはりこの仕組は何度考えてもおかしいと思います。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 【ご協力ください】25年度設備認定の不服申立てをします 平性25年度松の設備認定の申請は非常に不自然な形で 事実上2月28日で打ち切られた格好となりました。 非常に中途半端な形で告知はされて 記事を読む 50kW低圧太陽光発電の勉強会に来ています 今日は飯田橋で勉強会に出ています。 今はWebで何でも情報が取れる時代のように思えますが、 やはり現場に行かないと良い情報はとれませんね 記事を読む 太陽光発電を推進する産油国 アゼルバイジャン 昨日はアゼルバイジャン大使館主催「日本人の知らないアゼルバイジャン」出版パーティ&忘年会に出席してきました。 今年の6月に初めて行ったア 記事を読む 太陽光発電所で防災バーベキューをしてみようと思います 先日、越境会のイベントを通じて知り合ったガーナ人のユウジンさんと打ち合わせをしてきました。日本語が担当でとても丁寧な方です。 今回は食品 記事を読む 再エネで電力自給率100%の国 アイスランド探訪記15 再エネで電力自給率100%の国 アイスランド探訪記1 http://goo.gl/Rhhjnp 再エネで電力自給率100%の国 アイスラ 記事を読む 10月26日太陽光発電ムラセミナー残り3名となりました セミナーの受付人数が残り3名となりました。 仮申込の方は含まれていませんので お申し込みはお早めにお願いします。 開催日時 10月 記事を読む どう計算しても原発は高い 珍しく画像をそのままのサイズで掲載してみます。 画像は原発ゼロノミクスという経済的に見合わないなら 原発を廃止しようと唱えている団体のFa 記事を読む 家庭の太陽光発電所で1年に得られる電力はエアロバイクで14年分以上? 太陽光発電投資家の皆様は太陽光発電の出力を今年なら kWあたりの年間売電収入で2.5〜3万円で計算されていると思います。 でも、それで作 記事を読む 再生可能エネルギーで電力自給率700%の国アイスランドツアー9 再生可能エネルギーで電力自給率700%の国アイスランドツアー1 https://goo.gl/fGr6MT 再生可能エネルギーで電力自給率 記事を読む アゼルバイジャン友好訪問団に参加してきました6 アゼルバイジャン友好訪問団に参加してきました1 https://goo.gl/Aau7SE アゼルバイジャン友好訪問団に参加してきまし 記事を読む 2 Comments 太陽王子 2013年5月6日 SECRET: 0 PASS: >ラインハルトさん コメントありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。 六ケ所村を含む核燃料の処理に関する矛盾はメディアがなぜ追求しないのかいつも不思議でなりません。 本件に関しては河野太郎氏が以前から指摘しています。 http://www.taro.org/policy/saishori2.php 早いところ政策転換が実現する事を無責任に祈らず、我々の力を集結させて力づくででも変えて行きたいですね(^^) ラインハルト 2013年5月6日 SECRET: 0 PASS: http://www.youtube.com/watch?v=7C1YrlC9eFo NHKスペシャル「"核のゴミ"はどこへ(2013/2/10)」 観て驚きました。 六カ所村は使用済み燃料の再処理工場であって、最終処分地ではなかったのですね。 そして、もう、使用済み燃料を保存している冷却プールも満タンです(福一の事故で、4号機にたくさん保存していたのは、プルサーマル発電する予定もありますが、行き先がなかったのです)。 核再生サイクル前提で原子核分裂の原子力発電をすすめていたんです。 でも、再処理も出来ていなく、また、もんじゅが再稼働しない現在、 原子力発電政策は破綻しています。 なんと、破綻を認めると、青森県は六カ所村にある使用済み核燃料は、核のゴミとなるので、全国の原子力発電所に返すことになっています。そうなると、原子力発電を持っている電力会社は経営破綻するくらいのダメージがあるようです。 どっちみち、今年の秋までに再処理が出来なかったら、破綻を認める方向になるのかな? FITの矛盾なんて、 核分裂の原子力発電政策の矛盾に比べると、 かわいいもんです。 福一の事故は、国民に非公開のいろんなことを教えてくれました。 コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
太陽王子 2013年5月6日 SECRET: 0 PASS: >ラインハルトさん コメントありがとうございます。 おっしゃるとおりだと思います。 六ケ所村を含む核燃料の処理に関する矛盾はメディアがなぜ追求しないのかいつも不思議でなりません。 本件に関しては河野太郎氏が以前から指摘しています。 http://www.taro.org/policy/saishori2.php 早いところ政策転換が実現する事を無責任に祈らず、我々の力を集結させて力づくででも変えて行きたいですね(^^)
ラインハルト 2013年5月6日 SECRET: 0 PASS: http://www.youtube.com/watch?v=7C1YrlC9eFo NHKスペシャル「"核のゴミ"はどこへ(2013/2/10)」 観て驚きました。 六カ所村は使用済み燃料の再処理工場であって、最終処分地ではなかったのですね。 そして、もう、使用済み燃料を保存している冷却プールも満タンです(福一の事故で、4号機にたくさん保存していたのは、プルサーマル発電する予定もありますが、行き先がなかったのです)。 核再生サイクル前提で原子核分裂の原子力発電をすすめていたんです。 でも、再処理も出来ていなく、また、もんじゅが再稼働しない現在、 原子力発電政策は破綻しています。 なんと、破綻を認めると、青森県は六カ所村にある使用済み核燃料は、核のゴミとなるので、全国の原子力発電所に返すことになっています。そうなると、原子力発電を持っている電力会社は経営破綻するくらいのダメージがあるようです。 どっちみち、今年の秋までに再処理が出来なかったら、破綻を認める方向になるのかな? FITの矛盾なんて、 核分裂の原子力発電政策の矛盾に比べると、 かわいいもんです。 福一の事故は、国民に非公開のいろんなことを教えてくれました。
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>ラインハルトさん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりだと思います。
六ケ所村を含む核燃料の処理に関する矛盾はメディアがなぜ追求しないのかいつも不思議でなりません。
本件に関しては河野太郎氏が以前から指摘しています。
http://www.taro.org/policy/saishori2.php
早いところ政策転換が実現する事を無責任に祈らず、我々の力を集結させて力づくででも変えて行きたいですね(^^)
SECRET: 0
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http://www.youtube.com/watch?v=7C1YrlC9eFo
NHKスペシャル「"核のゴミ"はどこへ(2013/2/10)」
観て驚きました。
六カ所村は使用済み燃料の再処理工場であって、最終処分地ではなかったのですね。
そして、もう、使用済み燃料を保存している冷却プールも満タンです(福一の事故で、4号機にたくさん保存していたのは、プルサーマル発電する予定もありますが、行き先がなかったのです)。
核再生サイクル前提で原子核分裂の原子力発電をすすめていたんです。
でも、再処理も出来ていなく、また、もんじゅが再稼働しない現在、
原子力発電政策は破綻しています。
なんと、破綻を認めると、青森県は六カ所村にある使用済み核燃料は、核のゴミとなるので、全国の原子力発電所に返すことになっています。そうなると、原子力発電を持っている電力会社は経営破綻するくらいのダメージがあるようです。
どっちみち、今年の秋までに再処理が出来なかったら、破綻を認める方向になるのかな?
FITの矛盾なんて、
核分裂の原子力発電政策の矛盾に比べると、
かわいいもんです。
福一の事故は、国民に非公開のいろんなことを教えてくれました。