「27円になって太陽光もこれまでですよね?」
そんな声をよく聞くようになってきました。確かに高い地代で無理やり太陽光発電所を作るのは非常に難しくなってきましたが、価格が下がって不利になっただけではありません。
1.部材の価格が下がった
40円、36円時代に比べパネル、パワコン、架台など各部材の価格が下がっています。値下げも当初は中国の無名メーカーのみだったのが、現在は国産メーカーまで値下げが広がっています。
FIT当初から比べると半額近くになっているパネルもあります。ただし中には部材の質を下げて価格を下げているメーカーもあるので注意が必要です。もちろん太陽光発電ムラではそのようなメーカーのものは採用しません。
2.土地代が下がった
以前は他者と価格を争ってでも太陽光発電所を設置したいという方が多く、地権者さんもだいぶ強気の価格設定をしてきていました。しかし、現在では競争相手があまりいないため地権者さんも極端に高い価格を指定する事はなくなってきています。
特に他に利用価値がなさそうな土地は譲歩して頂けることが多いです。地権者さんと交渉中の方は、とにかく時間がないことをしっかりとアピールしてみてください。
特に出力制限地域においては非常に交渉がしやすくなっています。電力会社発表の出力抑制見込みをしっかりと読み取く事ができれば、ご自身で有利な条件を引き出すことも可能でしょう。
3.運用のノウハウが増えた
太陽光発電所の設置事例が増え、私達事業者は運用のノウハウを蓄えました。
パネルの設置角度は地域における最適傾斜角が標準だったのが、より費用対効果の大きいなるべく小さな角度のものが採用されるようになりました。
また、パワコン容量に対しパネル容量を大きく設定する”過積載”が採用されるようになり、パワコンを増設しなくても、事実上の発電所の増設ができるようになっています。
さらに部材の流通方法や各企業の業態が多様化し、調達や施工の一部を自分で行うことによってコストを抑えることが可能になりました。
▼「自分で作れる太陽光発電所セット」販売のお知らせ
上記のように27円時代でも太陽光発電所の設置はまだまだ行うことが出来ます。しかし、低コストでは粗悪品も多く出回ってしまうようになるのも確か。 そこで、なるべく良い商品をご提供するために、太陽光発電ムラ市場にてパネル、パワコン、架台をセットにした「自分で作れる太陽光発電所セット」の販売を開始しました。 第1弾は国産のソーラーフロンティアのパネルと田淵電機パワコン、アルミ架台のセットです。価格は1,098万円。なお、特殊なルートを使っての仕入れなので30セット限定での価格となっています。 その他の施工を全て業者さんに任せても良し、杭打ちや配線の工事などプロでなければ難しい工事のみ依頼してコスト削減を目指す方法もあります。 施工業者さんのご紹介も可能ですので、気軽にご連絡ください。まだまだ日本に太陽小発電所を増やしていきましょう! ちなみに私も今から申請して27円で発電所を設置したいと思っています。土地情報がありましたがぜひご連絡ください。もちろん発電所が設置できた際にはお礼をさせていただきます。m(_ _)m※※以下お知らせ※※









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