太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ６with頑固職人

2017年6月10日 (カテゴリ: ▲元気があれば太陽光発電も出来る！PR作戦, ▲太陽光発電で儲ける！)

太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ１without頑固職人
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太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ２without頑固職人
 https://goo.gl/zNJ5Tu

太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ３without頑固職人
 https://goo.gl/fhAE20

太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ４without頑固職人
 https://goo.gl/EU6ckT

太陽光発電投資案件再視察＠スリランカ５without頑固職人
 https://goo.gl/HUL3yu

の続きです。

頑固職人さんたちとも合流して朝５：００出発でハンバントータに向かいます。

早朝に出る理由はコロンボ市内が渋滞するから。政府は高い関税をかけて車の台数を制限していますが、オートローンが年率２５％でも皆さんどんどん車を買います。

渋滞が緩和されるのはまだだいぶ先かもしれません。

でも早朝に出発してしまえば高速道路の終点のマタラまで２時間、そこからハンバントータまで下道で２時間ほど。

中国がODAで高速道路とハンバントータのアジア最大となる予定の港湾整備を急いでいるのもあり、このあたりのインフラ問題は近いうちに解決する事でしょう。

ただし内戦を終わらせた英雄である前大統領が、露骨な親中国政策等で失脚するなど、中国からの投資についてはスリランカ政府も国民もかなり警戒しているようです。

朝が早かったので高速道路をおりたマタラで朝食。写真はなぜか消えちゃいましたがチキンと玉子の入ったパンが６０ルピーでした。

経済発展が著しいとは言え、まだまだ貧困率２５％の国であることは忘れてはいけません。

コーヒーも紅茶も砂糖が入っていると言うので、懐かしさも感じてミロを購入。なぜか三角のパッケージでした。もの凄く甘くて３割も飲まず断念。

前日に大雨が降ったせいで２００人近い死者が出たそうです。

痛ましい災害だと話をしていたら、スリランカではよくあることなのだとか。

貧しい地域に住む人々は、インフラが整備されていない山奥に自給自足に近い形で住んだりするので政府も手の施しようがないようです。

ただ教育と医療が無料なので識字率は９５％。インフラが整えば一気に改善する見込みはありますね。

気を取り直してマタラからハンバントータまで下道で２時間かけて向かいます。

途中で椰子の実のジュースで喉を潤します。これも５０ルピー（３５円ほど）。安くて健康的な物が多いことは嬉しいです。

そして現地に到着。まだまだただの原野です。電力会社からの許可が出る段階なので開発はまだできません。取りあえず記念撮影。

電力会社から許可が出た後、各官公庁のチェックが入り発電所の設置が許可されます。

形式的にチェックのみで許可を出し、後出しで指摘される日本のシステムより時間はかかりますが安心ですね。

続いて既に設置されている発電所の見学へ。こちらは現地のEPCが設置した太陽光発電所。

そして現地で見学させていただいたのがこちらの発電所。頑固職人さんは完全に現地の人に見えます。オリックスさんが出資されているそうです。やはり動きが早いですね。

発電所のど真ん中には大きな木が。なぜ切り倒さないのかと聞くと、樹齢２００年の樹だから切れなかったのだとか。

聞いた方が恥ずかしくなりました。素晴らしい気概ですよね。

南側の枝だけを切って出来るだけそのままの状態で残したようです。

年中ほぼ直角に陽が射すから出来るというのもあるのでしょうが。

頑固職人さんの架台チェック。架台も関税が４０％と言われていたのが最近になって８０％になったそうで現地生産することになりました。ちなみにパネルやパワコンなど現地生産できないものの関税は８％だそうです。

送電システムについて説明を受けています。こちらは４００Vから３３ｋVに昇圧して特高変電所まで電気をおくっているそうです。

パワコン及びキュービクルはABB社製。

写真にはうつっていませんが、トランス回りにはバケツに入った消化砂が置いてありました。

「意味ないでしょ！（笑）」

と、ツッコむと法律で決まっているから仕方がないのだとか。しっかりその脇には消火器が置いてありました。どこの国にも古いくだらないルールはあるものですね。

”この初めての商用太陽光発電所は、再生可能エネルギーを推進するスリランカの象徴的な施設だ”との看板が。オーナーさんも誇らしいでしょう。

こちらの発電所の遮断器。３３ｋWにしては碍子が少ない気もしますが雨が少ないからでしょうか。

伐採を免れた樹齢２００年の木から採れた実。甘くて美味しかったです。切られなくて本当に良かったなぁ。

ちなみにスリランカの太陽光発電のFIT枠は５００MWだったのが７５０MWに増量されたそうです。

中国資本が強い中、日本でも１００MWくらいは確保したいと話をしていますが、もっと仲間を増やして半分以上でも確保できるといいなぁ。

続きます。

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※※以下お知らせ※※

【6月24日　”アテルイの里”見学会＆第54回太陽光発電ムラ懇親会”しげる会”＠盛岡のお知らせ】

【日程】

平成29年　6月24日（土曜日）

11時30分盛岡駅西口　集合
　　（東京駅）　09:08発→11:21着　（盛岡駅）（2時間13分）

昼食　岩手名物わんこそば　（実費　わんこそば以外も食べられます）　

14時すぎごろ　アテルイの里到着

　（現地見学）　現在施行中のため、怪我等にはくれぐれもご注意ください。

15時半ごろ　アテルイの里出発

18時　懇親会　しげる会（盛岡）

　　会場はまた後ほどお伝えいたします
　　会費　5000円程度を予定

自由解散
　　　東京駅行き最終は　20:28 - 23:40（3時間12分）

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