50kW低圧ソーラーシェアリング向けの作物は何を育てればいいか。農業の経験がない私がいくら考えても仕方がないので、友人のOさんにお願いして亀田郷土地改良区内の亀田郷地域センターに伺ってきました。Oさん、ありがとうございました。
土地改良区とは土地改良法に基づく土地改良事業を施行することを目的として、同法に基づいて設立された法人です。亀田郷土地改良区は信濃川、阿賀野川という全国で1位、3位の河川の両方の水利権に対する主権を持つ非常に力を持った団体でもあります。
その外郭団体である地域センターは、主に地域の農業の発展、具体的には農業所得の向上の推進をしている財団法人なので、このような農家の所得向上につながる話を相談するには最適な場所だと思い訪問しましたがやはり正解。
かなり親身になって相談に乗って頂き、様々なヒントを頂きました。しかし、こちらは農業の研究機関ではないため、「知見を有する者の意見書」とは認めてもらえそうもないとの事で、県内の普及指導員や各種研究機関をご紹介いただくことに。
という訳で意見書は頂けなかったものの、梨の下で盆栽向けの花を育てていた話はかなり参考になりました。考えたら農業を行えばいいので、食べられるものではなくてもいいんですよね。というわけで次の行き先は園芸研究センターに決定。いい作物が見つかるといいなぁ。
ちなみに10年ほど前に、こちらの環境保全型農業の調査事業を請け負ったことがあり、その際に農家の所得向上策についての調査も求められ、直売所や観光農園、二次および三次産業まで農家が行うことを提案させて頂きました。
当時は先進的事例しかありませんでしたが、今ではどれもかなり一般的になっていますよね。ソーラーシェアリングも10年後に一般的なものになるようにしたいと思います。頑張るぞ!
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