太陽光発電ムラ仲間から10MWに対応できる
EPC業者さんの紹介依頼を受けました。
お付き合いのある業者さんはいくらでもいるので
すぐに紹介をしたのですが、問題は土地。
購入しようとしている土地が設備認定も
系統連系契約も済んでいる土地だというので
すぐにでも購入しそうな勢いでした。
お客様が大変急がれているとか。
お客様の気持はわからなくもないですが、
電力会社との連系契約も経済産業所の設備認定も
太陽光発電所をそこに作って良いという
証明にはなりません。
国土利用計画法、都市計画法、農地法、農振法、森林法、
河川法、道路法、文化財保護法、土地収用法、航空法、
自然公園法、工場立地法など確認しなければならない
法律はたくさんあります。
この辺りの判断も非常に大変なので
私は50kW低圧を推奨しているわけで、
開発許可関連の放棄に携わった経験がない方は
必ず不動産屋さんを通して下さい。
私はメガソーラー開発業務に従事していただけでなく、
宅建業務や、国定公園内の開発許可コンサルの
経験もありますが、遠方の土地で地元の不動産会社と組まず
大規模開発を進めるような事はできません。
それだけリスクの伴うことです。
大きな土地であればあるほどブローカーさんが絡み
費用的に厳しいことが多いとは思われますが、
最大でも3%です。必ず不動産屋さんを通して
太陽光発電所用地としての
瑕疵担保責任を負ってもらうようにして下さい。
また、意外とご存知ない方が多いので一応書いておくと、
宅建業法の3%というのは不動産会社がもらっていい
最大の報酬です。
額面が大きな案件に関しては手数料の値引き交渉も
十分可能ですので検討してみてください。
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