すみません。だいぶ間が空いてしまいましたが
太陽光パネルの最先端を見に行こう ソーラーワールド社に行って来ました1
太陽光パネルの最先端を見に行こう ソーラーワールド社に行って来ました2
の続きです。
ミュンヘンからルフトハンザ航空の国内便で
ドレスデンに飛びます。
ドレスデンといえば私の中でナポレオンの
「ドレスデンの戦い」なのですが、現在の関ヶ原と同様に
今は何もないようなのどかなところでした。
飛行場から工場までは車で約1時間ほど。
途中では太陽光発電よりも風力発電が目立ちました。
ドイツでは北部では風力発電が、南部では太陽光発電が
盛んなのだそうです。
ドレスデンの位置は南北でいうとほぼドイツの真ん中の
東の端にあります。中小水力発電が盛んなオーストリアが
隣にあります。いずれ見に行きたいところです。
のどかな景色に慣れはじめた所で突然、
太陽光パネルが出現しました。
追尾式の架台で恐ろしいほどの数が並んでいます。
道路を挟んで反対側にあるこの工場と
この広大な太陽光発電所がソーラーワールド所有の
ものだそうです。
8MWの発電所で作られる電気は全て自家消費用だとか。
太陽光パネルの生産はシリコンの精製から始まりますが
このシリコンづくりには膨大な電力が必要となります。
アルミの精錬と同様ですね。
ちなみにFITで電力価格あ高騰しているドイツでは
太陽光発電の火が消えてしまったのかと思いきや
このように自家消費用の発電所が増えているとか。
FITの導入により電力価格が上がったとしても
太陽光発電がさらに推進される事がわかったことは
この旅の大きな収穫の一つでした。
最近、日本でも結構見かけるようになってきた
追尾式架台。発電量は上がりますが新興のメーカーには
故障が多いとの話もきいています。ご注意ください。
追尾式で端が見えないほど続く発電所は初めてみました。
追尾式架台を裏から見た図。先日のPV EXPOで見た架台は
ワイヤーで動いていましたが、こちらは油圧で
直接動かしているようです。
この辺りのパネルが縦置きになっているのは
このように雪が積もった時に滑り落ちやすくするため。
横置きだと雪の貯まる箇所が増えてしまいますよね。
通常の架台も有りました。
タバコ代わりに190cmの私が写っている
写真を載せておきます。(笑)
長くなったので続きは後ほど
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