太陽光パネルの劣化を防ごう 表面コーティングの研修に行ってきました1
太陽光パネルの劣化を防ごう 表面コーティングの研修に行ってきました2
太陽光パネルの劣化を防ごう 表面コーティングの研修に行ってきました3
の続きです。
「このコーティング剤は20年持ちますか?」
という質問を今日の施工体験会で何人かの方に
いただいたいので頂いた試験結果を貼り付けておきます。
1000時間の試験で20年分となっていますが、
これは恐らく85℃で行った加速試験です。
25℃の室温より60℃高い温度で劣化試験をすると
劣化が10℃あたり2倍経過したのと同じ効果があります。
すると1000時間で16倍となり、劣化試験も
約7年分の劣化と同等となります。
「あれ、7年では足りないのでは?」
と思いもしたのですが、紫外線耐性試験だから
1日8時間計算で十分ですね。FPPVさんに言われて気付きました。
ありがとうございます。
座学が終了していよいよ実際にコーティングを行うことに。
場所を屋外に移動します。
パネルは新品を使いました。
前々からちょっと気になっていたこちらのパネル。
生産国を見てみると・・・。
Made in P.R.Cの文字が。やはり中国製ですね。
R.R.CとはPeople's Republic of Chinaの略です。
普通にMade in Chinaでいいと思うのですが。
コーティングに使うものはこんな感じ。
基本的に必要となるのは水とポリッシャーと
コーティング剤です。あとは水切り用のワイパー。
ミスターセルフ施工のAさんの目も輝き始めます。
ポリッシャーからコーティング剤が飛ぶので
まずはエプロンを装着。
ポリッシャーにコーテイング剤をつけたて
軽く押し当てるようにポリッシャーを押し当てます。
端から真ん中まで丁寧にポリッシャーをあてます。
このポリッシャーとパネルの摩擦熱によって
コーティング剤とパネル表面の化学反応が生じるそうです。
水で余分なコーティング剤を流して
ワイパーで水を落としたら作業は終了。
数分で仕上がります。パネルの設置後でも施工できますが
設置前にしたほうが効率はいいですね。
気になる費用は施工費込みで1枚あたり3000円程度です。
コーティング剤のみの販売はせず、施工研修を受けた方だけに
コーティング剤を販売する形となります。
施工研修は4時間で2万円。随時開催しているそうです。
コーティングの委託または施工研修を希望される方は
こちらのフォームからご連絡ください。
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