パワコンの出力が上がらない時は

(カテゴリ: パネルメーカー, パワコン, メンテナンス, 科学)

謎に出力が上がらないパワコンをどう調査するか

 

先日書いたブログの続きです。

パワコンの出力が上がらないという相談を時々いただくので続編を書きます。

 

まず、どのくらい上がらないのか 総量を調べる

まず、現状を確認しましょう。

シミュレーションと比べどれくらいずれがあるのか。

大幅なずれでないのでればまぁ仕方がない場合があります。

 

しかし2割の下振れなどになると何か原因があるはずです。

まずは監視装置をよくみて傾向を探りましょう。

 

・パワコンが全体的に出力が上がらないのか

・特定のパワコンが特定の時間低下しているのか

・特定のパワコンが20%、25%、50%など特定の割合で低下しているのか

 

ここでかなり原因の推測が可能です。

 

太陽光発電ムラ市場

シナリオに沿って原因を特定していく

 

特定の時間低下しているのであれば、日陰か電圧上昇抑制が疑わしいのですが、そこから先は天気との対応で推測していきましょう。

 

特定のパワコンが一定の割合で低下しているのであれば原因は2つです。

・パワコン由来の故障

・ケーブル・パネル由来の故障

 

割合としてはパワコンの故障の場合が多いと思いますが、MC4コネクタの不良もこの症状を起こすことがあります。

 

このトラブルの切り分けはソコデス、ソラメンテなどの電路・電圧検査が有効です。

もし、DC側(パネル側)が健全なのにパワコンから出力がないのであればパワコン由来のトラブルということになります。

 

PVケーブルのプラスマイナスが逆についている例も

時々あるのがPVケーブルのプラスマイナスが逆についている例です。

普通竣工検査で見つかるのですが、あまりしっかりしていない業者が竣工検査をサボるとこのようなことがあってもおかしくないです。

 

 

シナリオが自分で作れない、推測ができない場合

 

一番は施工業者とよく相談することです。

なんですが、太陽光発電所の基礎構造がわかっていないと、業者が考えた推測シナリオが正しいかどうかがわかりません、

 

太陽光発電所はそんなに複雑な構造ではないので電気工事士でなくても推測はできますが、パネル、ストリング、入力回路、パワコン、ブレーカー、メーター、監視装置の観察範囲などの位置関係や役割が理解できていないと難しいでしょう。

 

ただ、向こう20年続く事業なので、しっかりと勉強してみるのもいい投資だと思います。

発電ムラのFacebookをよく読んだり、太陽光発電関連の管理セミナーなどに出ると理解が進みます。

 

 

************* お知らせ *****************

太陽光発電事業者目線で配信しているyoutube番組 太陽光発電ムラチャンネルはこちら

借金大好きhamaskaiさんもメインスピーカーの一人として赤裸々に・全部まとめて・わかりやすく解説してます!

赤裸々に、生々しく、面白く!

太陽光発電事業を使った収入の複線化についても話していきます!

https://www.youtube.com/watch?v=AqBi5Nn_ruY

一般社団法人太陽光発電事業者連盟(ASPEn)の登録はこちらから

銀行員から「浜崎さんの計画書をください」と言われた太陽光の計画書が付いてくる動画はこちら

題名:サラリーマン流の融資の通し方 ベンチャー3年目の社員が2年で6000万円の融資を通した事例紹介

講師 : 私

太陽光発電ムラ仲間募集中!

facebookグループ「再エネでエネルギー自給率200%を目指す太陽光発電ムラ」仲間募集中です!

太陽光発電ムラ 投資研究所開設しました!

太陽光発電所の値付けお手伝いいたします

【セカンダリ物件】太陽光発電所の値付け・販売行います

残期間、売電量、終了までの事業計画、融資適格性、そして相場を評価して値付け・販売をお手伝いいたします。

「融資獲得サービス実施中!」

低圧向け スカイプ相談&資料雛形提供サービス

高圧向け 成功報酬型融資獲得サービス

 

よりそいプラン 太陽光発電ムラ市場メルマガ登録

太陽光発電ムラ市場セカンダリ無料査定



太陽光発電ムラ市場 パワコンの電気代を10分の1に!

コメントを残す





次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>