みなさん、お久しぶりです。
太陽光発電ムラ市場の中の人です。
さて、久々にブログを書くわけですが、今回はちょっと仕事の話です。
このブログの横や下にバナーが貼ってある太陽光発電ムラ市場という販売サイトの管理運営をしているんですが、本日、そのサイトに「O&M」というカテゴリーを新設し、メンテナンス商品を作りました。
太陽光発電の業界ではO&Mといえば「オペレーション&メンテナンス」です。
太陽光発電はメンテナンスフリー
なんて言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、これはちょっと語弊のある言葉です。
屋根の上に設置されている人が「実際には屋根に登ってメンテナンスなんてそうそうできないよね」というところもあり、できてきた言葉なのかなと最近思います。
さて、野立ての太陽発電所ではどんなことをしていくべきなんでしょうか?
まず第一には初期不良がないかを確認することだと思います。
パネル、パワコンはもちろんですが、アレイがきちんと正常に導通しているか、ストリングマップどおりにきちんと組み上げられているか、この最初の前提がないと、その後のデータと比較することが出来ません。
そして、その後という意味では基本的には監視装置を使った「発電量比較」がベースになると思います。
しかし、これも落とし穴があって、発電量は天気で変わってしまうので何と何を比較するのかは結構気を使う問題だと思います。
結局のところ、発電量をチェックしつつ、ストリングに対して専用機器を使ってチェックをし、パネルの汚れや破損、そしてケーブルの状況や草の状況などを見ながら総合的に「異常なし」と判断することになると思います。
逆に「異常あり」と判断したら、ここからは「どこに異常があるか」を見つけていく作業です。
今回のメンテナンスパックはそのような項目がバランスよく設置された「ジャストプラン」という太陽光発電ムラオリジナルのパックを作ってあります。
1年目は手厚くチェックし、2〜4年目はシンプルなチェックを、そして節目の5年目にパネル巡回点検を含むベーシックなチェックをするというコストパフォーマンスの良いプランです。
定期点検自体はお金を生むものではないのでみなさん積極的にやりたいものではないかと思います。しかし、損害を最小限にする意味ではとても安心できるものではないかと思います。
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