太陽光発電の資金調達で本来とても有利になるのがABLという仕組みです。
日本で多い融資制度は「銀行がAさんにお金を貸す」と言うもの。
この時銀行はAさんの与信を判断します。
簡単に言うと「Aさんがお金持ちかどうか」がポイントです。
しかし、Aさんがお金を持っていなくても、Aさんの実行しようとしている事業が素晴らしいという場合もあり得ます。
世間一般の事業よりもはるかに高収益な事業である場合です。
今日本の経済成長率や長期国債の配当率。それに比べて圧倒的に高利回りな事業だった場合、Aさんの持っている資産内容に関わらず、その事業自体を担保とすることができるはずです。
これがABL (Asset Backed Loan)です。
全量買い取り制度を前提にした事業の場合、このABLがまさにドンピシャです。
何と言っても法律が利回りを保証しています。
怖いのは天災と施工不良。
天災は地震と火山以外は保険で対処できるのでABLで十分やっていける事業です。
今回の鬼越アテルイの里ですが、実は岩手銀行にABLのメニューがあります。
発見したときは小躍りしたんですが、やはり新潟在住の僕では利用不可能でした。
東北圏内や岩手銀行の活動範囲の方がいらっしゃいましたら是非ご検討ください。
また中国地方にお住みの方がいらっしゃいましたらこちらのブログ記事もご参照ください。
国内の事業で利回り10%近く行く事業は少ないです。
その事業を逃さないために、先見性のある金融機関は必ず動きます。
その情報を逃さないよう、皆さん発信していきましょう!
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