昨日、コストが下がっていない中で売電単価が下がってしまったという記事を書きました。
2021年度のFIT価格が決まった根拠は「目標ありき」であって現実を見ていない
この記事では「システムコストは来年は下がらず、現状維持だろう」と調達価格等算定委員会が予測しているというところからスタートしています。
これがその調達価格等算定委員会で使われているシステム設置費用(kWあたり単価)です。
このkWあたりというのは認定容量ですから低圧であれば49.5kWを事実上示しています。
では来年度の設置費用はどうなるのか
これまで下がり続けてきた費用が下がらなくなってきた。
これもえらいことなんですが、それ以上にえらいことが今怒っています。
それは架台の金額のアップです。
正確にいうと架台の金額というよりはコンテナや海運の金額です。
コロナ影響 世界の物流担うコンテナ船運賃高騰 物価上昇も懸念
コンテナは中国の国営企業が事実上世界シェアをとっています。
今コロナ禍で海運がめちゃくちゃになっていて急にコンテナが足りなくなり、コンテナ価格が急上昇中なのです。
ちなみにコンテナを作っているのは中国の国営企業で、この会社が世界シェアのほとんどを握っています。
短期的には2割弱くらい、架台の料金が上がる感じです。
パネルは送料だけでなく、素材レベルで上昇中
一方パネルも上がりつつあります。
メーカーによってはすでに上がっています。
ムラ市場のアキシテックセットはまだ上がっていませんが、これも条件によっては上がってくる場合もあります。(お早めに)
上がっている理由はいくつも聞いています。
・ガラスが値上がり
・セルが値上がり
・最終的にパネルが値上がり
・中国の国営企業同士が国内需要を理由に結託中(噂)
昨年の中国の水害もありますしさまざまな条件が重なって値段は上がりやすい状況にあります。
swansonの法則はついに外れるか?
パネル価格は下がり続けるというswansonの法則。
これがついに外れる日が来るのでしょうか。
パネル生産とパネル需要が安定してくればパネル価格はまた低下路線に乗ってくる可能性はあります。
いずれにせよ、日本はコンテナもパネルも事実上作っていないのでここは甘んじて受けるしかありません。
認定はあれど、新規発電所が立たないなんて日が日本で来てしまうかもしれません。
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