2016年11月からはじめ太陽光発電。
事業計画上は年に0.5〜0.7%ずつパネルの発電量が劣化していくというシミュレーションを立てています。
皆さんの計画もそんな感じですよね?
実際のところどうなのかというと、僕の感覚では5年程度ではパネルの劣化はほとんどないという印象を受けます。
年毎に発電量の微妙な違いはあるのですがそれはパネル劣化ではなく圧倒的に天気=日射量です。
日射のいい年は発電がよく、そうでない年は悪い。
当たり前のことですよね。
年々発電量が落ちている発電所は
では年々発電量が落ちている発電所は何を疑えばいいのでしょうか?
僕なりに想像してみます。
1 雑草が生い茂っている
一番疑うべきはこれです。
パネルを超える背丈まで雑草が生い茂ってしまっているパターンです。
側草刈りをする必要があります。
2 パネルにゴミが溜まっている
5度、10度の発電所では1年、半年でパネルの下側のフレーム周辺にゴミ、汚れ、土が溜まっていくことがあります。
これは実は発電に影響します。
要注意です。
それどころか洗った後も、ガラスが曇ってしまって症状が改善しないこともあります。
また、近所に工場などがある場合、煙や埃がパネルに付着してしまうこともあります。
これも要注意です。
新潟、長野、岩手など雪の降るところではパネルの上に雪が積もるのでそれがパネル上の汚れを落としてくれます。ここだけは雪国のいいところです。
3 パワコンが少しずつ壊れている
これも僕は経験しています。
パワコンの故障は発見しやすいものとしにくいものがあります。
発見しにくい故障だった場合、まるでパネルが劣化しているように見えることもあります。
4 パネルが劣化している
そして、最後にパネルが本当に劣化しているケース。
これも当然あるでしょう。
急激にパネルの発電量が劣化しているケースとしては施工時にパネルの上に人が乗っていたというケースもあるかもしれません。
ただ、それは事後的に立証することはかなり難しいです。
IVカーブトレーサーで見つけていくのが基本だと思いますが、それもかなり難しいです。
日射のいい日でないとテスト自体ができないからです。
厳密にはEL検査と言ってパネルに電流を流し、パネルが発熱する様子を観察するんですが、普通は発電所現地で実施できる検査ではありません。
ただ、題名でも述べた通り、まともなパネルを買って作ったまともな発電所ではパネルの劣化はそこまで発生しないという印象です。
発電量の低下はそれ以外の原因によるものがほとんどだと思います。
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発電量の変化は、天候の変化によるものか、それが劣化なのか、なかなか区別がつきません。
劣化しないと言う事であれば、20年後のFIT終了後の再利用案を色々考えておく必要がありそうです。