マイナス金利を利用して太陽光発電所の融資を引き出す方法 という題名で記事を書いたのが僕の今回のアテルイの里購入計画の始まりでした。
さて、ではそのマイナス金利はどのように作用したのかというと。。。。
全般的に金利が少し下がったというのは太陽光発電に取ってプラスだったのかもしれません。しかしその下げ幅は微々たるものだったのではないでしょうか?
僕の今回の金利は15年固定で1.5%でした。
想定していた公庫の金利(2.4%)と比べるとかなり安かったという印象ですが、これはマイナス金利の影響は一切なく、むしろ自宅を担保に入れた効果が圧倒的に大きかったというのが実情です。
一方でこんな話も聞いたことがあります。
マイナス金利制度の影響で銀行の収益力が悪化し、金利が上がった
という事例です。
こちらは友人からお話ベースで聞いたネタなのでデータがあるわけではないのですが、確かに僕も公庫や金融機関とお話している中で「マイナス金利の影響で金利が下がっている!」という実感は報道ほどはありませんでした。
本来であれば日銀に預けることで「なぜか」利益を得られていた銀行が他の場所で利益を得るために投資に向かうというのがアベノミクスのストーリーだったはずです。
しかしそのマネーは銀行が一般案件に投資する方向にはあまり向かなかった模様。
どちらかというと円安株高を演出したかったわけで、アベノミクス自体は目的達成なのでしょうが、トリクルダウン・実態経済の成長・事業への投資の促進という部分はあまり進まなかったのかもしれません。
いずれにせよ、銀行が貸し出す先がない、銀行が市場を創造していない、そのマインドがないというのが日本の課題であるわけでその部分はむしろ信販会社が2%台中盤という金利で小さな経済を回しつつあるのかもしれません。
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