先月、FITが廃止される(?)という報道があり、その後、「これは誤報だ、けしからん」と騒ぎになっていました。もっとも私はあの時の報道記事に対しては特に違和感を覚えず、むしろ「誤報だ」という騒ぎに違和感を覚えていました。
約1ヵ月が過ぎ、ほとぼりも冷めたからでしょうか、あの時のレビューのような記事がありました(「FIT廃止」が招いた誤解と混乱、次制度は「FIP」で決まり?)。真っ当な内容であり、誤解を与えないように丁寧に書いてあると思いますが、そのように受け取られているでしょうかね。
しかし、あの時も普通に記事を読めばFITの見直しを行うのであって、制度の廃止でないことは読解できたと思います。誤解した人は記事をほとんど読まずに騒いだのではないですかね。世の中にはタイトルだけ見て中身を見ずに、批判に走る人は結構多いですからね。
まぁ、そういう人が多いのは判りますが、太陽光発電は社会インフラ事業ですから、これを事業として行う人はしっかりと社会状況を見て判断する姿勢を持って欲しいですね。「少なくとも、自分の事業に関する記事は正確に読めよ!」って言いたくなります。
買取り価格が下がりFIT法が改正されて、悪質な太陽光発電業者は少なくなってきたと思いますが、まだ事業者としての覚悟が少ない人がこの業界には多いような・・・。
コメントを残す