日本の太陽光パネルメーカーは中国メーカーの低価格攻勢に苦戦を強いられています。これは中国の人件費が安いからだと私は思っていましたが、それだけでは無いようです。題にあるようにインドの太陽光メーカーも中国の攻勢には対抗できないようです(経営悪化のインド太陽光メーカー。中国勢に対抗できず)。
インドもそんなに人件費は高くなく、また商売では中国と対抗して世界中に進出しています。車ではTATAが有名ですね。そんなインドの太陽光メーカーがインド市場で中国に負けているのですか。
記事によると、インドのメーカーは中国に技術で劣っている上に、モジュール価格は中国の方が1-2割安いそうです。中国の太陽光パネルへの取り組みは、インドより少し早かったと思いますが、それがこの差になったのでしょうかねぇ。中国が本格的に太陽光パネル生産に取り組み始めた時期と、ヨーロッパのFITの時期が重なったことが、中国の太陽光メーカーへの追い風になったような気がします。中国は人件費が安いだけでなく、それなりに技術も身につけているようです。
まぁ、とにかく日本はもっと高付加価値の太陽電池を開発できないと、競争を諦めるしか無いのでしょうか? 今開発されているヘテロ接合やPERCだと付加価値がまだ不十分なような・・・。その先、どうなるのかなぁ。
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