エナリスがブロックチェーンに取り組むという話を以前にブログで取り上げましたが(エナリスがブロックチェーンに挑戦?)、もう少し詳しいニュースがありました(「再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業」に採択され、“ブロックチェーンを活用した電力取引”実証実験を福島県で開始)。
なるほど、福島の復興支援事業の中の実証実験として国の支援を受けて行われるわけですね。少し詳しい説明が上記のURLの中のPDFにあります。まぁ、あまり良く判りませんが・・・。
その説明を見ると、一般家庭も需要家として実証に加わるようですね。コンセント型のスマートメーターを設置して、それをネットを経由してブロックチェーンで管理して需要の制御を行うようです。
太陽光発電は関係していないのかな? 蓄電池についても書いていないけれど・・・。
少し実証内容に不満が残りますが、まぁ、この実証を通じてブロックチェーンの利用技術が向上し、再生可能エネルギーの普及に役立ってくれたら良いわけです。
しかし、ブロックチェーンって仮想通貨に伴った技術で、アメリカあたりで開発されたものだと思います。今回使われる「いろは」は日本で開発されたブロックチェーンのソフトのようですが、どこまで日本の技術として対抗して行けるのかが、まだ良く見えませんね。
それに、ブロックチェーン自体も電力取引に使えると言われていますが、まだどうなるか良く判りません。そういうリスクがあるから、国の支援事業の中で行うのでしょう。他の会社はどのように見ているのでしょうね。
良く判らないだけに、気になる動きです。
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