サーモカメラで有名なFLIR社がサーモカメラとドローンを使った太陽光発電所診断のセミナーを開きます(太陽光発電保守&ドローンセミナー)。このような太陽光発電所の診断はよく話題になっていますが、実際にドローンを使ったセミナーが行われるのは珍しいですね。
セミナー内容はドローン/サーモカメラによる診断の他にIVカーブの話もあるようなので内容的にも割に良いのではないかと思います。ただ、私の場合は既にIVカーブの意味やサーモカメラによる診断も知っている上に、低圧連系でドローンを使わず診断しても大して手間ではありませんので、お金を払ってまで聞きに行くほどのことでもないかなという気もします。
しかし、このような診断方法についてまだ経験が無く、数百kW以上の発電所を管理するつもりの人にとっては、セミナー代の1万円は安いのではないかと思います。
こういうセミナーでよくあるのは、あらかじめ典型的な問題点を作っておいてそれを実習で確認するという方法です。このやり方になるのは仕方がないところはあるのですが、実際の問題ではもっと複雑で判りにくいことが多くあります。
どれほど実用性の高いセミナーをできるかはセミナーを実施する側の経験量と腕の見せ所になりますが、さて、このセミナーは期待できるのでしょうか。このあたりは事前になかなか判らないのが参加の判断を難しくさせるところですね。
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