最近、シャープの記事をよく目にします。ほとんどがシャープ経営陣の優柔不断に対するいらだちのようです。ダイアモンドオンラインでも数回に分けて特集していますが、これなどその声を代表しているとも言えるでしょう(「決められない」シャープ経営陣は退陣し、若手に未来を委ねてはどうか?)。
明日20日に何かの方針を決めるらしいですが、やはりはっきりしない方針になるのでしょう。方針を出したとしても後で「まだ確定ではない」とか言い訳したりするのでしょうか。
驚いたことにシャープは1月終わりに鴻海と交渉した時に人員削減や事業売却をしないように誓約書を求めていたらしいです(シャープ、雇用維持「誓約書」鴻海に要求)。さすがに鴻海はこれを拒否したようですが、そうすると、シャープが鴻海に身売りする場合は人員削減や事業売却があることを認めたということになるでしょうね。そうなると今の経営陣では余計に身売りと言う決定をし難くなるでしょう。つまらないことを要求したものです。もっと再生に向けた責めの交渉をして欲しかった。
今朝の朝日新聞の「経済気象台」にもシャープのことが取り上げられていました。
この指摘には全く同感です。私以外にも多くの人が同じように感じていると思います。
20日の決定はどうなることでしょう。もうドタバタ劇の様相で・・・、と私のような部外者はこのように気楽に言っていられますが、中の人は大変でしょう。早く収束することを祈っています。
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