テスラ社が屋根タイル型太陽電池の生産を開始したというニュースがありました(米テスラ、太陽光発電タイルの生産開始 パナソニックと提携)。一応、良いニュースなのですが・・・、
テスラ社は電気自動車のベンチャー企業として脚光を浴び、更に同様のバッテリービジネスとしてパワーウォールを開発して太陽光業界でも注目を浴びていました。そこに太陽光屋根タイルを発表した時には、まさに凄い勢いだなと思いましたが、何故かその後は勢いが衰えているような気がします。昨年の再生可能エネルギー展にテスラ社のブースがありましたが、展示されているのは電気自動車だけで場違いな感じがあり、閑散としていました。私は電気自動車の方は門外漢ですが、テスラ社では新型車の生産が滞っているような噂も聞きます。
そういう状況で太陽電池タイル生産という発表を聞いても、「大丈夫かな」という気がしてしまいますね。また、テスラ社は確かにパナソニックと提携していますが、記事のタイトルにあるようなタイル太陽電池の生産で提携しているかどうかは、この記事では明確ではありません。話題ばかりが先行しているような気がします。
期待はしているのですけれどね。
とにかく、既に前金を払って予約しているお客には今後数か月の間に太陽電池タイルを設置するということです。この表現でも「数か月」とあいまいなところが気になります。スムーズに進むのかどうか冷静に注目していましょう。
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