数日前にLooopがドローンを使ったメガソーラーの点検を試行して、人手の軽減が確認できた話を紹介しました(ドローンによるパネル点検の例)。その時に、ドローンによるパネル点検はビジネスになるだろうけれど、付帯サービスで付加価値を付けなければ競争に勝てないだろうと指摘しました。
やはり、そういうことは既に皆さん考えていたらしく、その後、付加価値を付けたドローン点検サービスの記事を2件見ました。
まず、スカイロボットという会社のサービス(スカイロボット、太陽光パネルの「故障検出ドローンシステム」で国内特許)。サーモカメラで異常パネルを発見してもそれがどの位置かを同定するのはかなり大変なので、そこまで検知してくれるようです。詳しい内容は良く判りませんが 既に特許を採っているのですから、2-3年前から取り組んでいたのでしょう。レーザーポインターやカラーボールで位置特定したりもするそうです。
もう一件はブイキューブロボティクスという会社のサービスです(太陽光のドローン点検“完全自動化”へ、異常判別からレポート作成まで)。こちらもサーモカメラ画像からパネル異常を判定し、その位置の特定まで自動で行ってくれるようです。
ドローンでパネル異常を発見しても、メガソーラーでは何万枚ものパネルが同じように並んでいますから、その中での位置を特定するのは重要なようですね。どちらの会社もそこまで自動で特定してくれます。この機能は今後ドローンでの点検サービスには必須のものになってくるでしょう。
皆が位置特定サービスまで行うと、また差がつかなくなってしまいますね。競争のために更に付加価値を付けたサービスが出てくるかもしれません。楽しみにしましょう。
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