太陽光のような不安定電源の普及には、安定化のためバッテリーが必要であることは昔からよく言われています。特に昨今は予想以上に太陽光が普及した上に、2019年問題もあり、バッテリーの普及にも期待が集まっています。これは日本だけの話でないようで、米国でも太陽光と蓄電池に注目したイベントがあったようです(米で「太陽光+蓄電池」サミット、見えてきた「使いこなし」への課題)。
この記事で印象深いのは、タイトルにもありますように、バッテリーをうまく「使いこなす」ことが課題とされている点です。
バッテリーは蓄電されていれば、いつでも電気を取り出すことができ、大電流でも小電流でも調整自由です。このため単に蓄電するだけでなく、ピークカットや計画発電、系統の安定化などいろいろ利用することができます。このように多様性があることを記事では「スイス・アーミーナイフのようだ」と表現していました。
ま、それは良いのですが・・・、多様であればそれだけ付加価値が高まる筈なのに・・・、それでも「使いこなし」が課題と指摘されるのは、やはりバッテリーが「高価」なことがネックになっているからなのでしょうね。スイス・アーミーナイフも結構高い・・・。
太陽光は急激に価格が下がりましたが、バッテリーはなかなか下がりません。アメリカではテスラ社が低価格のバッテリーを発表し価格破壊をするかと思われましたが、その後、あまり話を聞きません。どうなっているのでしょう。
量産だけだと価格低下は難しいかなぁ。そうすると技術革新が必要? まだまだ時間がかかるのかなぁ。2019年は来年だけれど・・・。
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