パナソニックは休止していた二色浜の太陽電池工場を再稼働させるようです(パナソニック休止中の太陽電池工場稼働へ)。FIT買い取り価格の低下で太陽光発電市場が縮小し、今年2月に3工場中の1つである二色浜工場を休止させていましたが(パナソニックが太陽電池工場を休止に!)、テスラへの太陽電池供給の話が進み(テスラとパナソニック)、再稼働に至ったようです。
パナソニックとテスラとの駆け引き、なかなか微妙ですね。
テスラ社はソーラーシティの買収を進め(テスラ株式総会、太陽光発電VB買収可決)、パナソニックにソーラーシティのバッファロー工場で太陽電池生産して欲しいようですが、パナソニックは自社工場の再稼働を優先しています。訳の判らないバッファロー工場で生産するのはまだリスクがありそうですからね。
パナソニックとテスラは太陽電池だけでなく、自動車のバッテリー事業でも協業するらしいですが、こちらも技術を持つパナソニックと市場開発力を持つテスラとの駆け引きがありそうです。太陽光発電市場もいずれバッテリーシステムが成長してくるでしょうから、太陽電池とバッテリーをこの2社がどのように協業するのか、これからの展開が見ものです。
まぁ、協業の成果が出てくるとしても、まだまだ何年も先の話でしょうけれど・・・。
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