私はずっとパネル価格動向を追いかけていますが、最近の様子は下図のようになっています。出典は http://pvinsights.com/ 。このサイトは毎週更新されていますが、私の方で毎月の平均をとりグラフにしたものです。
グラフを見ればお判りでしょうが、パネル価格は8月頃に急に価格が下がって、いよいよ 50セント/Wになったと思っていました。それがさらに下がり、今では40セント/Wを切っています。中国がダンピングしているのでしょうか。
しかし、このところ少し下げ止まってきました。中国経済も停滞し、太陽光産業もこれ以上のダンピングがきついのかな? 理由は良く判りません。
出典のサイトをご覧になれば判るでしょうが、週単位に見ると、今週は下げ止まって価格維持になっています。また、このサイトではシリコンやウエハーなどの原材料の価格動向も表示していて、それらは反転し値上がりになっています。この調子で行くと来週にはモジュール価格も反転するかもしれません。
とは言え、40セント/Wというのはとんでもなく安いですからねぇ。もっとも、この価格は大量購入の場合のものらしいのですが・・・、最近ではパネルをバラでネットで買っても70-80円/Wぐらいではないでしょうか。100Wで1万円を切るなんて昔では信じられませんでしたが、こんな時代になったのですね。
ただ、日本製のパネルはまだ高いようです。品質が良いのか、商売がうまいのか、その辺り良く判りません。品質が良いからと信じたいところです。
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