太陽光発電の自己診断にはソーラークリニックを利用するのが有効だと指摘しましたが、このサイトはデータがひと月ごとでタイミングも少し遅れてしまうところがやや不便です。また、近くの発電所と比較する方法もあると書きましたが、近くでデータを入手できる発電所を探すのは意外に難しかったりします。
しかし、最近ではパワコン毎やストリング毎に監視できるモニター装置が開発され、そのような問題はほとんど解決したのではないかと思っています。
私も最近、一か所パワコン毎にモニタリングできるようになりましたので、紹介します。まずはデータをダウンロードしてエクセルに取んでみましたので、その生データをご覧ください。パワコン毎(PC1-PC35)に毎日の発電量を表示しています。
字が小さくて申し訳ありませんが、見てお判りのように文字がびっしりで、これでは何が何だかほとんどわかりません。パワコンが35台もあるので一覧にするとこんなことになってしまいました。
ここは850kWの発電所なので、パワコンが35台にもなってしまいました。50kWぐらいの発電所ならパワコンは数台なので、もっと見やすいとは思いますが、それでもストリング監視などを行うと同じような問題になると思います。
とにかく、もっと見やすくしたいということで、色分けにしてみることにしました。下がその結果です。
かなり見やすくなりましたね。ちなみにこれは、その日の平均より高い出力のところは暖色系、低い出力のところは寒色系の色分けで表示しています。表に示されている数値は平均に対する百分率です。VBAで処理してみました。この図ではパワコン1(PC1)のところがいつも低いようで気になりますが、最近は回復しているのでもう少し様子を見ようと思っています。取りあえずはこれで当面続けてみます。
で、
やはり誰も考えることは同じようで、先日のPV EXPOに行った時にもこのように色分けして監視するサービスが紹介されていました。そちらはこのような表でなく物理的な配置で示されるのでもっと便利でした。まぁ、有料のサービスですからその程度のことはして欲しいですね。
私はまだガラケーを使っているのですが、そのうちにスマホにしてこのようなアプリを埋め込みたいなと密かに思っています。
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