前回、パワコン毎のモニタリングの紹介で、データ数が多くなり見にくくなっても色分けして見やすくすれば十分に監視できるようになったことを示しました。この方法ならストリング毎の監視も十分可能だという印象を持っています。
ところで前回のデータでは35台のパワコン中、PC1だけが少し出力が低くなっていました。前回のデータを再掲示します(PC1は左側の月日の隣の列です)。
このデータは昨年7月のものですが、PC1の出力が小さい傾向はだんだん強くなり10月には下図のようになりました。
11月も同じような状況でしたが、だんだん傾向は弱まり、今月では下図のように他のパワコンとあまり変わらなくなりました。
どうしてこうなったのでしょうか?
アレイの端の方のパネルに影がかかり出力が減ることはよくある話ですが、それだと12月とか1月に一番影響が強く出るはずなので、今回の現象を説明するのは無理があるなと思っていました。しかし他にどういう原因が考えられるのか???
原因が良く判らなかったのと、それほど大きなロスでは無さそうなので取りあえず様子を見ていました。
最近、ふと思ったのですが、落葉樹の林のようなものがPC1のパネルの近くにあり、その影がパネルにかかっていると説明がつきそうです。つまり、夏場には葉が茂り影の影響が強くなって秋頃までその状態が続くけれど、11月ぐらいになると落葉し始めて影響が減り、今頃はほとんど葉が無く影の影響もほとんど無い・・・・。こんなところかな。
まだ私はこの発電所に行ったことが無いのですが、上のような想像をしていると現地確認に行くのが楽しみになってきました。
季節も良くなってきましたので、発電所見学を再開しようと思っています。この発電所にもそのうち行ってみる予定です。私の予想は当たっているでしょうか?
コメント有難うございます。何とかこの続きが書けるようにと思っています。
遠隔監視の結果を見ながら発電所の状況を見るのって楽しいですよね(^^)
私も頑固職人さんに作ってもらった発電所を
まだ見に行けていませんが遠隔監視の結果から
いろいろ想像してにやけています(笑)