超急速充電が可能なリチウムイオン電池の技術が開発されたそうです(高出力の全固体電池で“超急速充電”、東工大らが成功)。“超”という表現、あまりアカデミックでないなぁと思いますが、こういう記事では仕方がないですかね。それは良いとして、リチウムイオン電池と言えば携帯電話や電気自動車などに使われていますが、充電に時間がかかることが課題の一つでした。
“超”急速充電が可能になると便利ですねぇ。どれぐらい急速なのでしょう。携帯電話や電気自動車が数分で充電できるということでしょうか? とにかく“超”がつくほど速いのでしょう。
太陽光発電でも蓄電池として利用するためにリチウムイオン電池を蓄電池には期待しています。ただそれはリチウムイオン電池が今の鉛電池より、寿命が長く、小型化できるからで、急速充電はあまり関係ありません。それよりコストダウンの方が重要です。
電気自動車や太陽光発電に使われるようになると、膨大な量のリチウムが必要になります。資源不足で値上がりなどされたら困りますね。「リチウムは十分にあるのかな」と思って調べてみると、賦存量はある程度あるようですが、偏在しているのが問題となっていました。ペルーやボリビアに多くあるようです。
電気自動車や太陽光の普及が拡大して来ると、資源争奪戦が厳しくなってくるでしょう。既に中国が盛んに動いているようです。あー、また中国か!!!
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