マイボイスコムという会社が住宅用太陽光発電についての調査を行いました(住宅用太陽光の設置率は7.7%で微増、パネルトップはシャープ)。それによると、2018年4月での設置率が7.7%ということで、前回の調査が3年前の2015年4月で7.1%らしいですから、タイトル通り微増ですね。
住宅用はあまり人気が無いのですかね。ただ住宅用は産業用に比べてなぜか割高ですね。住宅用はFITでの買い取り期間が10年しかないのに割高だとなかなか採算をとるのが難しく、人気が無いのも仕方がないかもしれません。私も住宅用太陽光をやっていますが、ギリギリ採算が取れるぐらいのところです(住宅用太陽光は本当に元が取れたか?)。
もともと日本の太陽光は外国に比べて割高なのに、住宅用は更に割高ですから問題ですね。本当はFIT買取価格をうまく設定して、価格を下げる方向に誘導していく筈だったのですが、逆に高値に留めているような感があります。FIT価格のミスリードじゃないですかね。高値に留まっているのは、取りあえず太陽光メーカーにとっては良いのでしょうけれど、結局は市場が縮小して自分の首を絞めることになりそうで・・・、と思っていたら、やはり微増。もちろん、理由は他にもいろいろあるでしょうけれど。
最近は産業用太陽光の方で危険な設置をして批判にさらされることが多いのも、影響しているかもしれません。このまま当分は微増ペースが続くのでしょうか。
この調査報告、もう少し詳しい解説記事もありましたので、明日ももう少し触れていきたいと思います。
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