卒FITの家庭を対象とした太陽光発電の買取りに、いろいろな会社が出てきましたね。上の記事のように、丸紅も子会社を通じて買取りビジネスに乗り出すようです。あまり買取りの中身を書いていないのでよくわかりませんが、おそらく他社と同じような買取りを行うのでしょう。来年10月には約40万件、その後も2-3万件の割合で出てくる需要ですから(下図)、結構な市場です。いろいろな会社が乗り出してくるわけですね。
普通の住宅太陽光発電なら3-4kWのパネルを設置していると思われますので、年間発電量は4000kWhぐらいになります。買取り価格は、今分かっているところで8-10円/kWh。発電した電気の一部は自家消費されるので(その分は25円/kWhぐらいの価値がありますが)、年間の売り上げは3万円ぐらいになるのかな。ほんの小遣い程度ですけれど、不労所得ですからありがたい話です。FITが終了するまでにどこかの会社と電気を売る契約をすればよいだけなので、簡単な話ですね。
それでもFIT後の売電契約をし損なうユーザーは結構出てくるだろうなと言う気がします。FIT後の話がもう一つ面白くありませんからね。せっかく太陽光をつけたのにもうちょっと面白い話はないのかなと思ってしまいます。環境価値はどうなっているのでしょう。買取り料金に含まれているということですかね。卒FITの話が今一つパッとしないのは、もはや太陽光発電もごくフツーのものになってきている、ということですか。それはそれで喜ぶべきことかもしれませんが。
コメントを残す