第2発電所の土地は20年間賃借することになっています。20年間の賃借契約を結ぶわけですが、契約段階で20年後のことをある程度決めておこうと賃貸人と私で合意していたことを前に説明しました。
基本的には20年後に土地は更地返しとなるのですが、撤去費用を借主が負担することや20年後以降も発電事業を継続する場合にどうするかなどを契約書で文章にしておけば、20年後に担当者が変わっていても揉めなくて済むでしょうから。
さて、その20年後の処理方法ですが、次のような案を考えています。
- 20年後の撤去のための積立金として、毎年5万円ずつを賃貸料とは別に貸主に預ける。
- (20年後には100万円になります。)
- 20年終了する前に貸主と借主は話し合って、20年以降の処理方法を決める。
- 設備を撤去する場合は積立金から充当し、不足するときは借主が負担し、余るときは残額は返却される。
- 借主が引き続き土地を借り事業を継続するときは、引き続き賃貸料は支払うが、積立は停止し積立金は貸主が預かっておく。
- 借主が土地を返し貸主が事業を継続するときは、積立金は借主に返却される。
文章にすると少しややこしいですが、まぁ積立金で撤去費用を担保しておき、あとはお互いで考えようというようなイメージです。
こういうものは、考えている時には気が付かなかった落とし穴があったりするので、取りあえずこういう案を作り、今はお互いにしばらく頭を冷やしてから、問題ないか見直そうと思っています。
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