どう見てもこれは太陽光業界がもっと建設的にならないといけないと思うのですが、例の未稼働の太陽光発電FIT買取り価格引き下げで業界が大反対しているらしいです(太陽光、価格引き下げで「経産省VS業界」大紛糾)。
初期にFITの認定をとり未稼働の太陽光発電所で、2018年度中に接続できなかったら21円、2019年中に接続できなかったら18円まで買取り価格を引き下げられるので、40円、36円、32円を当て込んでいた業者にとってはショックでしょうね。でも、それだけ接続が遅れるところは十分に安くなったコストで設置できるはずなので、利益は確保できると思いますけれどね。その利益幅はグッと小さくなるでしょう・・・。
反対の先頭には太陽光発電協会(JPEA)が立っているようです。JPEAはFITが導入される時に買取り価格を40円と言う高値に導く先頭に立っていましたから、何とも罪な組織ですねぇ。まぁ、業界の出向者が運営している組織ですからそうなるのでしょうが。
FIT導入時に買取り価格が高すぎると指摘する声は業界内にもありました。今回も未稼働案件の価格切り下げを支持する声は業界内にあります。日本のためにはもちろん、今後の業界発展のためにも、ここは冷静にFITを適正化するようにJPEAには動いてほしいと思います。
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