四国電力と四国総合研究所が、太陽光発電の余剰電力をエコキュートの給湯焚き上げに回し、需給バランス安定化の実証試験を行うと発表しました(四電、太陽光電力で給湯を焚き上げ、40軒で実証)。
私は太陽光でお湯を作るのは効率が悪く、作ったお湯の使い道が少ないので、あまり得策じゃないと思っていました。そのため、この実証試験を四電が本気で行うのか疑問で、つまり、実証研究では、聞こえの良いテーマを唱えて国の助成金をうまく利用するということが行われたりするので、これもその一つかとさえ思っていました。しかし、この実証研究は他からの助成金を使わずに自社費用で行っているようなので、本気で取り組んでいのでしょう。こういう使い方、期待できるのですかね。
考えてみれば・・・、エコキュートはヒートポンプを使っているので、太陽光発電で焚き上げしてもそれほど熱効率は落ちないのかもしれません。また、四国電力管轄ではエコキュートが多いのか、夜中の電力需要が大きく、昼間の需要を上回ったりします。意外に、エコキュートのお湯の需要がありそうです。
実証内容にあるように、天気予報と需要予測をうまく使いこなせば、需要バランスの改善に役立つかもしれません。
電気代とか、どのように設定するのかややこしそうですね。実証でその辺を探るのかなぁ。
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