先日このブログで、太陽光パネルの反射光によって室内温度が52度になったという話を取り上げました(太陽光パネルの反射光で室内温度が52度に!)。被害者は太陽光発電の建設者や事業者に損害賠償とパネルの撤去を求める訴訟を起こしています。
しかし、反射光によって室内温度が52度になると言うのはちょっと考えられない話で、この件、もう少しきちんと調べたいなと思うようになりました。訴訟になっていますので、取りあえずは訴訟の記録を見ればもう少し詳しいことが判りそうです。ということで、この訴訟について追いかけてみることにしました。
ちょっと調べてみたのですが、訴訟の記録は部外者でも閲覧できそうです。ただ、その裁判所まで行かなければならず、この訴訟は神戸地裁姫路支部で行われていますので、姫路まで行かなければなりません。そうなるとすぐにという訳にはいきませんが、2月か3月には関西に行く予定がありますので、その時に姫路まで足を延ばそうかと思います。慌てる話でもありませんし・・・。
ところで、この訴訟を紹介した記事(わが家は地獄に変わった・・・「太陽光パネルで熱中症」“室温52度”)には読者のコメントが多く寄せられていました。しかし、そのほとんどは太陽光発電を糾弾するものです。そもそも記事のタイトルからして太陽光発電に批判的ですね。どうもマスコミはこのような意図的な書き方をすることが好きなような気がします。
これは太陽光発電に限らないことですが、批判的に取り上げた記事がその後に相手の方が正しかったと判っても、ニュアンスだけの問題なのでまず訂正されません。たとえ訂正されたとしても、ほとんどの読者には最初の批判記事の印象だけが残ります。マスコミはこの辺りを狙っているのでしょう。残念なことですね。
この事件の真相は判らないのでまだ何とも言えませんが、裁判所は冷静に判定して欲しいと思います。私も冷静に経過を調べようと思います。
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