日本の太陽光発電のコストが高いことは有名ですね。FITで太陽光発電を高値で買い支えていることが原因の一つとも言われています。なにしろ最初の設定が高すぎましたからね。経産省はその反省もあってか、何とか引き下げに努力しています。その努力が少しずつ実ってきたのか、過日のFIT入札の結果は下表のように最低価格14.25円/kWhだったとのことです(最低価格は14.25円、太陽光「入札」で一気に2円以上低下)。
それでも海外では条件が違うとはいえ3円/kWhというところもありますから、日本はまだまだ頑張って下げていかなければなりません。経産省の目標は2025年に7円ですから、14円などは通過点にすぎません。業界は、あと8年でコストを半分ほどにしなければならない訳ですから大変です。
しかし、昔サンシャインをやっていた時の通産省の指導も結構厳しかったですが、業界は頑張って成果を上げていました。かつて日本が太陽光発電で世界一になったのはその成果です。同じように今回もやって欲しいですね。太陽光業界、これから頑張りどころです。
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