産業用太陽光発電所用の保守技術セミナーが開かれるようです(福島新エネルギー研究所)。新電力福島㈱が主催し、福島新エネルギー総合研究所が受託して行われます。
初級2日、中級2日で、それぞれ2000円と言うのは格安ですね。内容は初級が一般用電気工作物の点検で行われる接地抵抗や絶縁抵抗の検査を中心としたもの、中級が太陽光発電固有の点検技術のセミナーでいずれも実習を伴うものです。定員20名ですから、密度の濃い講習を受けることができるでしょう。なかなか良い講習だなぁという印象を受けます。
私はこの手のセミナーにはできるだけ参加するようにしています。私自身は既にいろいろ知っていますので、技術知識を得ることは目的でなく、どのように講習をするのか、受講者はどれぐらい理解できるのか、など講習のやり方に興味がありますので。しかし、福島はちょっと遠いので・・・参加しにくいなぁ。
初級の内容は一般的ですが、中級はサーモカメラ測定やIVカーブ測定、パワコンの変換効率測定を座学と実習できますので、太陽光発電技術や保守の理解にはお勧めの内容だと思います。問題は天気が悪いと実習の効果が大幅に落ちてしまうことですが、これは予測できないのでどうしようもありませんね。
あと、防草とか防犯とか非技術的な内容はありませんので、これは技術面だけの講習と割り切って考えるしかありません。
とにかく格安です。発電所をお持ちで、自分で保守したいと思っておられる方は受講を検討されたらどうでしょうか。
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