昨日の発電量(2/13)とパネルの話

(カテゴリ: 屋根太陽光発電)

天気:曇りのち時々晴れ

本日の屋根太陽光発電量:10.31kWh
パネル1kWあたり発電量:2.40kWh

午前中どんより曇っていたので今日もダメかと思っていたが、午後少し日が照った。しかし明日からまた雪。今週の発電量は最悪だろう。

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太陽光発電ムラのパネルについてのセミナーを聞いてきた。
無料でこれだけの内容のセミナーを聞けるのは貴重だと思う。
関係者の皆様、ご苦労様でした。

私が思うに、
パネルは90年代初めにほぼ基本的な形ができたと思う。その頃のパネルはかなり丈夫に作られていたと思う。当時、国家プロジェクトなどで設置されたパネルは今でも充分動くものが多いのではないか。
もっとも、これらのシステムの多くは10年ほどで御用済みとなり撤去されたので、あまりデータはないのではと思うが。

2000年代に入ってからは住宅用パネルの需要が広がり、屋根用の新規パネルが開発されたりした。この頃、製品開発やコストダウンなどの影響で再びパネルのトラブルが増えていたが、それも今では落ち着いてきたように思う。

とはいえ、セミナーでもあったようにマイクロクラックやPID(Potential Induced Deterioration??)などの長期の問題が残っているので、まだ信頼性については何とも言えない。

太陽光パネルで難しいのは、なかなかパネルが定格通り動作しているかどうか確認が容易ではないこと。
日射や温度の関係でパネルの定格の動作を得ることはまずできない。
普通の環境では、定格の8割程度しか出力しない。従って出力が不十分でも欠陥品と断定することは困難。それでも1枚1枚チェックするとある程度のことはわかるが、現実的な話ではない。

しかも設置してしまうと、出力不十分でも、環境のせいなのかパネル不良なのか配線不良なのか、もう切り分けはできない。

そういう背景があるので、機材から設置業者の選定まで、結局は相手とよく話して信頼のおけるところを選ぶというぐらいしか対応できないのが現状のようだ。

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