一体どうやったらこんな状況になるのだろうか? 「太陽光発電で土砂流出」という朝日新聞の記事をみてそう思いました。下の写真がその記事に使われていました。
記事を読むと「米国のグランドキャニオン」と形容されるような地盤が出現しているようです。「日本のグランドキャニオン」でなく「米国のグランドキャニオン」というのも妙な形容だなと思いながら見ていると、Web版の記事にはもう一枚下のような写真が忍ばせてありました。
実際にはこの写真のような状況だったのですね。初めの写真ほどではありませんが、相当に浸食されてしまっています。かなりの大雨だったようですが、どうしたらこんな状況になるのかやはり気になります。ここは土を積み上げて造成した土地なのでしょうか。
しかし初めの写真との関連はどうなっているのでしょうか。このグランドキャニオンの横に太陽光発電所があるのでしょうか。太陽光発電所からの流出水だけでこんなグランドキャニオンがいきなりできてしまったのでしょうか。もともと相当危険な土地に無理やり太陽光発電所を作ったためにこのようなことになったのでしょうか。疑問は尽きません。
想像するに、これはかなり大規模なメガソーラーで、造成した土地の排水対策が不十分なためこのようになっているのではないかと思いますが、本当に太陽光発電だけで初めの写真のようなものができたのか疑問が残りますね。
私見ですが、朝日新聞はどうもこのように見た目にスキャンダラスなことばかり追いかけて、事実の確認が弱いように思います。詰めが甘い記事だということは、内容を読めばだいたい判りますが、大手メディアの姿勢としてはどうなんでしょかねぇ。
もっと事実を知りたいところですが、さすがに鹿児島の霧島はあまりに遠いのでとても確認に行けそうにありません。しっかりとした報道が続いてくれることを願っています。
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