天気:晴れ
本日の屋根太陽光発電量 :18.33kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:4.26kWh
11時、12時という一番おいしい時間帯が曇ってしまったが、まぁまぁの発電量。
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まだまだ太陽光発電について誤解している人が多いなぁ。
FITのおかげで投資回収が可能になった上に利益まで出る状況であることを知らない人が多い。
まぁ、そんな人がいるおかげでこちらは利益を得ているので、ありがたい存在ではあるが。
今日は住宅用太陽光発電の収益性について次のような記事を目にした。
1.太陽光発電でもうけが出るか?「今から10年だけやるのが賢い」 – http://news.ameba.jp/20140320-164/ #news
この記事では日照時間と日射量を取り違えて、1kWあたり年間1800kWhも発電できるとしているので5-6年で投資回収できる計算になっている。さすがにそれは難しく、1kWあたり1100kWhぐらいなので、回収には10年ほどかかる。
また10年でパワコンの交換が必要というのは正しいが、10年後のパワコン交換の際に高価なLi電池を導入すると仮定している。そうすると10年以降の経済性は当然悪くなる。10年後に買取価格が下げられてもパワコンの交換だけで対応すれば十分利益は出るはず。
2.4~9%の高利回り!太陽光発電は儲かるか http://president.jp/articles/-/12166
この記事では1kW太陽電池の発電量を1000kWhとしているが、通常は1100kWhぐらい発電する。また計算に自己消費分の経済利益を含んでいない。このために投資回収期間が17-18年と算出しているが、上記を考慮すると10年ぐらいで投資回収できるはず。
この著者は太陽光発電は儲かるというストーリーだが、この記事だとかえって投資意欲を失う恐れがある。
いずれの記事も微妙に誤解があるが、太陽光発電について結構よく知っている。また、太陽光発電に肯定的なのがありがたい。
ところで、いまだにkWとkWhを混同している人も多いが、この辺りは愛嬌か。
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