天気:晴れ
本日の屋根太陽光発電量 :26.11kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:6.07kWh
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パネルテストの続きです。
今日はパネルの温度サイクル試験について。
パネルの温度サイクル試験はかなり過酷な試験です。
-45度から+80度の温度サイクルを200回繰り返します。
1回のサイクルに6時間ほどかけて行うので、試験に何日もかかります。
温度サイクルの後にパネルの出力試験を行い、元のの92%以上の出力を出すことが必要とされます。
現実のパネル温度は、せいぜい-10度ぐらいから+70度ぐらいの範囲でしょうから、それよりかなり厳しい条件でしょう。
パネルの中のセルや配線は、EVAで固めるときにかなりの応力がかかっていることがあり、そのような場合、この試験でセルの位置がずれてきたりします。
以前に指摘したタブの接続不良やマイクロクラックも、この段階で発生することがあります。
いわば加速試験のようなものでしょう。
但し、この試験に合格したからと言って20年間動作する保証はありません。
この試験が加速劣化になっているか、どのくらいの加速になっているか、まだはっきりしたことは判りません。
しかし、少なくともこれぐらいの試験には合格していないと、20年間の動作には不安が残るでしょう。
認証を受けていることは最低条件です。
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