東北電力が卒FITの太陽光発電電気の買い取りを表明しました(東北電力も「卒FIT」太陽光を買取、余剰分「一時預かり」も)。記事によると卒FIT電気の買い取りについては、既に中部電力、九州電力、関西電力、中国電力、中国電力からも表明されているようで(東電も表明していたように思いますが)、遅かれ早かれ、すべての電力会社で買取りを行うようになるでしょう。
しかし、どの電力会社も買取りの価格や条件については来年度発表するということで、詳細は判りません。電力会社はとりあえず買取り表明をしておいて、顧客囲い込みをしておきたいのでしょうか。卒FIT電気の買い取りがそこまで電力会社に魅力的なのでしょうかねぇ。ちょっと意外です。
気になるのは電気の預かりサービスをしてくれるということ。つまり、太陽光発電の余剰電力を電力会社が預かり、顧客が必要になったら返すというサービス。早い話、蓄電池サービスですね。多分、タダではやってくれないでしょう。kWhあたり10円ぐらいでやってくれると価値があるのですが、20円だと魅力ないですね。現状の蓄電池の価格を考えると(大変高い)、10円どころか20円でも難しそうなサービスですが、どのようになるのか、気になるところです。
さて、この卒FIT電気買取りサービスは、ちゃんと契約しておかないと受けられません。うっかり何もしないで卒FITを迎えると、無料で電気を上げてしまうことになります。そこはお忘れなく。
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