日経XTECHに2019年太陽光発電の動向予測記事がありました(太陽光発電市場――2019年の展望~市場規模、政策、ファイナンスの動向)。太陽光全般について良く纏まっていて参考になります。
私が思うところ・・・・、 昨年、太陽光分野では政策的にいろいろ変化があり、転換の年だったと言えます。「未稼働案件の切り捨て」などそれだけを聞くと酷い政策変更のように聞こえますが、私は「やっと適正化されたな」と思っています。おそらくFIT以前から太陽光に従事していた人達は殆どそのように思っているのではないでしょうか。この記事でも、「太陽光発電が適正化される」と書いてあります。
ただ、昨年は適正化と言っても政策の変更までなので、それが効果を発するのは今年からです。未稼働案件の買取り価格を適正化できるか、違法設置・悪質設置の太陽光発電所や定期報告していない太陽光発電所に対して認定取り消しを行えるか、・・・これらを本当に行わないと意味ないですからね。経産省には頑張って欲しいところです。
また、今年はいよいよ2019年問題の年、卒FITの市場競争を機会に太陽光発電だけでなく蓄電池のコストもずっと安くなって欲しいですね。まぁ、卒FITが始まるのは11月ですから、その効果が出てくるのは2020年以降かもしれませんが、今の日本ではいずれも高コストで世界的に恥ずかしい!
上記の記事にはこれらの問題をはじめ、OMやファイナンスなど包括な動向予測が書かれています。時間があれば参考にしてください。
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