JPEA(太陽光発電協会)から2050年までの日本国内の太陽光発電導入量見通しが発表されました。2050年までに少なくとも200GWの太陽光発電を導入しなければならないそうです(「2050年に太陽光200GW」、JPEAが長期ビジョン発表)。
200GWというと2000億W、キロワットにすると2億kWになり、今の日本の総発電容量の2倍ほどになりますが、太陽光発電は設備利用率が低く10%ほどしかないので、それを考慮すると0.2億kWぐらいになり、総発電容量の2割ぐらいとなります。
2050年を目標にするのは、パリ協定を意識しているのだろうと思いますが、日本政府も2050年までにCO2を排出しない電源を90%以上にする必要があると見ていることから、JPEAは太陽光発電の割合を最低200GWとしたとのことです。
CO2を排出しない電源を90%以上にするのに、太陽光が2割だけしかないとなると、残りは他の再生可能エネルギーや水力になるのだろうと思いますが、原子力がどうなっているのかは判りません。いずれにせよ、太陽光や風力などの変動電源の割合が大きくなるので、系統の安定化と自家消費型発電の推進が必要だとJPEAは指摘しています。
まったくその通りですね。蓄電池なども普及して再生可能エネルギーが主流となっている世の中がどのようになっているか見たいとは思いますが、2050年まで私は多分生き残っていないでしょうね。2030年ぐらいなら生き残っている可能性は大です。その頃はどうなっているのでしょうね。
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