私は太陽光発電所の状態を見るのに、パネル1kWあたり一日の発電量で近隣の発電所と比較しています。一か月の平均1日発電量でも同様の比較をしています。同じようなことをしている人は結構いるようですが、中に一か月の最大一日発電量の比較をしている人がいて、面白いなと思いました。
最大発電量を見るのが良いというのは・・・、一か月の天気は年によってかなり差がありますが、天候が悪くても月に一度や二度は晴天の日があり、晴天の日の日射量は年によってそんなには変わらないと考えられるからです。一理あるなと思い、私の家の屋根発電のデータで検証してみました。2014年と2015年のデータしかありませんが、下がその比較グラフです。
これで見るとはっきりわかりますね。確かに平均発電量(破線)は年による差が大きいですが、最大発電量(実線)の方は年によりあまり変わりません。一年間の変化が同じような形となり重なっています。これで見れば年による変化の影響をあまり受けずに比較することができそうです。
また、これを利用すれば、比較する発電所が無く自分の発電所のデータだけでも、発電状況の監視ができそうな気がします。経年劣化で1割ぐらい低下してきたら判るのではないでしょうか。
どれぐらい利用価値があるか、これからは最大発電量についても見ていこうと思います。
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