最近はFIT買い取り価格が下がってしまいましたが、太陽光発電の価格も下がってきていますので、発電した電気を電力会社に買ってもらうのではなく、バッテリーを付けたシステムで自家消費する形がだんだん現実的になってきています。題記のニュース(ハワイ州では「ソーラー・プラス・バッテリー」が電気料金より安い)はその一つの例と言えるでしょう。
記事を読むとバッテリー付の太陽光発電システムが1kWhあたり19セントでリースできるようです。ハワイは日本より日照条件がずっと良いでしょうし、1kWhあたりのリース料をどのように計算しているのか判りませんが、バッテリー付で電力会社の電気代より安くなるのは朗報です。
システムは系統にもつながっているためにバッテリー容量は最小限で済み、コストを抑えることができるようです。ちなみにバッテリーは話題のテスラー社のパワーウォールを使っています。19セント/kWhが可能なら、今後も太陽光発電を使っていく価値が十分にありますね。
日本では2019年に住宅用太陽光発電の最初のプレミアム買取期間が終了するので、その後の太陽光発電を有効利用するためにバッテリーの利用が有望視されています。この場合はバッテリーとコントローラだけのシステムが必要となるわけで、題記のシステムより更に安くなるはずです。うまくすればプレミアム終了後も、パネルを有効利用できそうです。
今のところそのようなシステムは無いようですが、テスラー社だけでなく日本のバッテリー会社にも頑張って商品開発して欲しいと思います。
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