ソーラーフロンティアは頑張っているかと思いましたが、やっぱり赤字だったのですね(昭和シェル、太陽光事業で現存損失107億円)。107億円の赤字のどれだけが太陽光事業によるものか判りませんが、かなりの部分を占めているような書きっぷりです。太陽電池事業としてはかなり大きな赤字のような気がします。
ソーラーフロンティアのCIS太陽電池は定格以上に発電するので、太陽電池をよく知っている人には人気でしたが、中国の低価格攻勢には勝てなかったのですかねぇ。
野立ての太陽電池は中国製の攻勢が厳しいですが、住宅用は市場が閉鎖的なのか、まだ中国製は少ないように思えます。ただ、CISはシリコン系太陽電池に比べて発電効率が少し劣るため、設置面積の限られた屋根への設置には不利になります。これは、我家にCISを設置してみて実感したことです。
そうするとCISは今後も厳しいですかね。
太陽電池は半導体製品ですが、意外に付加価値の低い製品だったようで後発国に簡単に追いつかれ、価格競争の世界になってしまいました。今ではCISだけでなく太陽電池事業全体が難しそうです。
高効率電池を開発して技術で競争できるかなぁ、それでもやはり追いつかれるのかなぁ。各社、どのように凌ぐのでしょう。
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