経営危機だったシャープさんは、鴻海さんの元で危機を脱し前進し始めているような気がします。太陽電池事業も継続するようで、重荷であった高値シリコンの購入にもケリをつけたようです。最近では新製品の話も聞くようになりましたが、その中に「雪下ろし可能な太陽電池架台」と言うものがありました(シャープ、可動式太陽光パネル開発)。
じみぃーちな商品開発ですね。こういう商品開発をできるということは、余裕が出てきたということでしょうか。
新製品はパネル支持が折りたためるような構造で、天気の日はパネルを水平にし、雪が積もると折りたたんで垂直にして雪を落とします。単純な発想ですが、雪下ろしは楽になるでしょう。
記事を読んで良く判らなかったのは「上げ下ろしは手作業ができるようにする」という表現。「手作業でできるようにする」の間違いじゃないかと思いますが、そうだとすると、これは手動でパネルを上げ下げする架台ですね。
どれぐらいの作業負担になるか考えてみました。 写真を見ると上げ下げするのはパネル4枚、60kgぐらいでしょうか。少し軽い大人が一人架台に乗っているぐらいの重さになります。これを上げ下げするのはちょっときつそう。軽く動かせるような構造になっているのかな。パネル4枚で1kWぐらいでしょうから、1基は2kWか。10kWぐらいなら出来そうですが、50kWぐらいになると写真の架台が25基になり、厳しいなぁ・・・。
利用者もじみぃーちな努力が要る商品ですかね。
次に期待しようっと。
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